猫と暮らす
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意外と知らない? 猫の肉球に隠された「3つのヒミツ」
肉球がピンク色なのは、ネコ科のなかでも猫だけ!
猫の祖先も、もともとは黒色の肉球でした。ピンク色の肉球をもつ個体もまれにいたようですが、そのような個体は黒い色素が少なく白い被毛をしていたため、自然界では目立ちすぎて生きていくことが難しかったようです。
次第に人に守られて暮らしていくようになると、黒い色素の少ない遺伝子も受け継がれるようになり、その結果、黒色からピンク色まで、さまざまな色の肉球もつ個体が生まれるようになったのです。
肉球には指紋がない
その理由は、猫の肉球に指紋がないから。指紋はもともと滑り止めの役割をもっているため、基本的に霊長類やコアラなど、木の枝を掴んで生活してきた動物のみに見られるのが特徴です。
猫は木に登りはするものの、枝を掴まずに爪を引っかけて登るため、指紋が発達しなかったと考えられています。
肉球がプニプニなのは、特別な組織でできているから
動物の体は、基本的に筋肉・血管・神経と分かれて構成されていますが、この結締組織はそれらすべてが入り交じり、ひと塊になっているのです。この特殊な構造の組織だからこそ、肉球の敏感さと優れたクッション性が実現できるといえるでしょう。
ちなみに、猫の特徴でもある爪の出し入れも、この肉球の神経を通して判断されます。
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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