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意外と知らない? 猫の肉球に隠された「3つのヒミツ」

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飼い主さんたちにとって猫のすべてが愛らしいものですが、なかでもグッズなどにもモチーフで使われる「肉球」は、猫の魅力を語る上では欠かせない要素です。ここでは、そんな猫の肉球にまつわる3つのヒミツを詳しく解説します。

肉球がピンク色なのは、ネコ科のなかでも猫だけ!

スコティッシュフォールドのふくちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

肉球の色といわれたら、ピンク色を思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、ネコ科動物の肉球は基本的に黒色で、ピンク色をしているのはネコ科のなかでも猫だけなのです。

猫の祖先も、もともとは黒色の肉球でした。ピンク色の肉球をもつ個体もまれにいたようですが、そのような個体は黒い色素が少なく白い被毛をしていたため、自然界では目立ちすぎて生きていくことが難しかったようです。

次第に人に守られて暮らしていくようになると、黒い色素の少ない遺伝子も受け継がれるようになり、その結果、黒色からピンク色まで、さまざまな色の肉球もつ個体が生まれるようになったのです。

肉球には指紋がない

スコティッシュフォールドのシェリーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫の肉球は、人の手でいうと手のひらの上の部分と、指先にあたります。その表面を見比べてみると、猫の肉球の方がツルツルとしていて滑らかな質感だと気がつきませんか?

その理由は、猫の肉球に指紋がないから。指紋はもともと滑り止めの役割をもっているため、基本的に霊長類やコアラなど、木の枝を掴んで生活してきた動物のみに見られるのが特徴です。

猫は木に登りはするものの、枝を掴まずに爪を引っかけて登るため、指紋が発達しなかったと考えられています。

肉球がプニプニなのは、特別な組織でできているから

キジトラ猫のうたちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫の肉球は、触れてみるとプニプニと弾力があり、柔らかな感触がします。この独特の感触は、結締組織(けっていそしき)と呼ばれる組織によるもの。

動物の体は、基本的に筋肉・血管・神経と分かれて構成されていますが、この結締組織はそれらすべてが入り交じり、ひと塊になっているのです。この特殊な構造の組織だからこそ、肉球の敏感さと優れたクッション性が実現できるといえるでしょう。

ちなみに、猫の特徴でもある爪の出し入れも、この肉球の神経を通して判断されます。

猫の肉球はさまざまな機能をもっており、猫が生き延びるために重要な役割を担っています。何気なく見たり触れたりしていた肉球について知ることで、猫の体への理解もより深まるはず。愛らしいだけじゃない猫の肉球に、ますます魅せられそうですね。

参考/「ねこのきもち」2018年3月号『大好きだから、ぜんぶ知りたいの♡ 猫の肉球 All About』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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