猫と暮らす
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先輩の失敗から学ぼう! 猫を飼い始めた人が絶対に覚えておきたいこと7つ
この記事では、猫を飼い始めた人に知っておいてほしい7つのことを、「ねこのきもち」読者の先輩飼い主さんたちの失敗談とともに紹介します!
失敗談1:ヒモを放置していたら猫が誤食して、動物病院に…
誤食するクセのあるすずくんから丸見えの場所にヒモを放置してしまったところ、すずくんがヒモを誤食してしまい、動物病院に行くことになってしまったのだそうです。
大切なこと:猫が誤食しやすいものは、必ず見えない・探せない場所にしまって!
誤食しそうなものは、猫に見せないようにする、探せないように隠すなどして対策をしましょう。
猫がとくに誤食しやすいアイテムは、下記のようなものです。充分に管理してくださいね。
- ヒモ
- 画びょう
- スポンジ
- ポリ袋
- ボタン
失敗談2:猫が観葉植物を食べてしまい、下痢に…
観葉植物のガジュマルを部屋に置いていたら叶奈美ちゃんが食べてしまい、下痢をしてしまったのだそうです。
大切なこと:どんな植物が猫にとって有害なのか知っておこう!
観葉植物を部屋に置く前に、「どの植物のどの部分に猫にとっての毒があるのか」「食べたり触れたりするとどんな症状を起こすのか」など、飼い主さんは把握しておきましょう。
もし中毒のある植物を猫が食べてしまったら、すぐに動物病院を受診してください!
猫にとってとくに危険な植物は?
「ユリ」→毒があるのは全体
「ヒヤシンス」→毒があるのは球根と茎の境目
「ポトス」→毒があるのは葉、茎
失敗談3:猫が湯船に落下して、ずぶ濡れの状態でパニックに!
お風呂にお湯を張っている間、飼い主さんは浴室を開けっ放しにしてしまったそう。すると、ベルちゃんが浴室に入って湯船に落下し、ずぶ濡れの状態でパニックになってしまったのだとか。
大切なこと:湯船に水が入っているときは、猫を浴室に近づけないで!
ただ、夏の暑い日などは猫が涼める場所になるので、湯船の水を抜けば自由に出入りできるようにしてもOKです。
失敗談4:子猫のときに与えていた猫用牛乳。水に切り替えるタイミングを逃し、水を飲んでくれなくなった
子猫のときに猫用牛乳を与えていたようですが、水に切り替えるタイミングを逃してしまったそう。そのため、ミルクティちゃんは今も水を飲んでくれないのだそうです。
大切なこと:離乳期に牛乳→水に切り替えよう!
失敗談5:下痢が続いていたのに様子見をしたことで、何日も愛猫を苦しませてしまった
アメちゃんに下痢が続いていたようですが、飼い主さんが様子見をしてしまったことで何日も下痢の状態が続き、結果的にアメちゃんを苦しませてしまったのだそうです。
大切なこと:猫が具合が悪いときは様子見はせずに、可能な限り早めの受診を!
下痢の原因には、食べ過ぎや誤食による中毒反応などさまざまなものがあり、それぞれの原因に合わせた治療をすることが大切になります。
また、下痢以外にも下記のような症状が見られたら、即受診をしてください。
原因が思い当たらないのに吐く
いつもと比べて様子がおかしい
誤食してしまった
失敗談6:甘噛みを攻撃だと思って叱ったら、私を怖がるようになってしまった
チョビひろくんが甘噛みをしたときに、飼い主さんは攻撃だと思って叱ってしまったのだそう。すると、チョビひろくんは飼い主さんを怖がるようになり、距離ができてしまったのだとか。
大切なこと:猫が甘噛みしたら叱らずに、意識をそらす工夫を!
猫が甘噛みをしてきたときは、噛んでもいいおもちゃ(ボールやぬいぐるみなど)を投げて、猫の意識をそらしてあげるといいでしょう。
もし叱ってしまったときは、おやつを与える、おもちゃで遊ぶなどして、飼い主さんに対する警戒心を薄れさせるようにしてみてください。
失敗談7:子猫のときに手足を使って遊んでしまい、噛みグセが…
小梅ちゃんが子猫のときに、飼い主さんが手足を使って遊んでいたら、噛みグセがついてしまったのだそうです。
大切なこと:猫と遊ぶときに手足を使わないで!
猫と遊ぶときは必ずおもちゃを使うように徹底しましょう。もし遊んでいるときに猫が噛みついてくるほど興奮していたら、落ち着くまで遊ぶのをやめてみてください。
猫に噛みグセがついてしまったときには、下記のような対処を心がけてみましょう。
ゆっくりと動いて、猫を興奮させないようにしよう
噛まれても無視して、猫の認識を変えよう
とくに猫を飼うのがはじめての人は、わからないことも多いと思うので、先輩飼い主さんの失敗談やアドバイスを参考にしてみてくださいね。
最後に…完全室内飼いでもワクチン接種を必ずして!
しかし、完全室内飼いでも飼い主さんが外から菌やウイルスを持ち込むことで、病気がうつる可能性があります。室内飼いだとしても、愛猫を病気から守るためにワクチン接種は定期的におこなうようにしましょう!
(監修:埼玉県日高市のノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
(監修:獣医師、東京大学附属動物医療センター行動診療科にて、犬猫の治療に従事 菊池亜都子先生)
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
イラスト/二階堂ちはる
文/雨宮カイ
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