猫と暮らす
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猫に飲ませて「いい水」「悪い水」 与え方のポイント5つ
猫にたくさん飲んでもらおうと工夫している飼い主さんも多いでしょう。
でもその工夫、本当に正しい!?
正しい飲み水の与え方、そのポイントを紹介します。
猫にこんな水を飲ませてもいい?
どんな水を与えたらいいのか、与えていい水、悪い水を獣医師に判定してもらいました。
水道水は与えていい?
与えていい水
厚生労働省の基準をクリアした水なので、そのまま与えて問題ありません。
ちなみに、浄水器を通した水でも構わないので、猫の好みで選ばせてみても。
氷水は与えていい?
与えていい水
愛猫が好むようなら、たまに与えてもいいでしょう。
ミネラルウォーターは与えていい?
猫には悪い水
猫に与えるのはやめて。
ぬるま湯は与えていい?
与えていい水
猫が好むなら、与えても問題ありません。
人肌以下の温度のものがいいでしょう。
結露は?
猫には悪い水
シンクや風呂場の水は?
猫には悪い水
カビが生えやすい場所なので、直接舐めさせるのは控えましょう。
飲み水の与え方のポイント5つ
ポイント1 家の中の複数の場所に水飲み器を置く
その場所は、時間帯や状況によって変わることもあります。
ですから、猫が水を飲みたいと思ったときに、複数の選択肢から選べるように用意しておくことが大事。
猫の匹数+1カ所に置くようにしましょう。
ポイント2 いろいろな素材の器を使う
とくに、素材によって水のニオイ、味、舌触りなどが異なることがあるので、こだわる猫が多いでしょう。
猫の好みや気分に合わせて選べるように、用意してあげたいですね。
ポイント3 毎日、少なくとも1回は水を入れ替える
猫の食事のタイミングなどに合わせて入れ替えましょう。
ポイント4 毎日1回は、器を洗剤で洗う
ヌルヌル汚れもきれいに落としましょう。
ポイント5 愛猫のおおよその飲水量を把握する
毎日量る必要はありませんが、使っている器の容量を確認し、水の減り具合から愛猫のおおよその飲水量を把握して。
変化があったら気を付けるようにしましょう。
飲水量が足りないと、猫は病気の引き金になることがあります。
そうならないためにも、飼い主さんが工夫をして、飲水量を増やしていきましょう。
文/SAY
撮影/Akimasa Harada、石原さくら、栗林 愛
※この記事で使用している画像は「ねこのきもち」2019年7月号『与え方や飲み方から水の種類まで 猫の飲み水ウソ・ホント』に掲載されているものです。
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