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気がついたらなくなっている…猫が飼い主の物やおもちゃを隠したがるワケ

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ふと気がつくと、飼い主さんの物がなくなっていたり、愛猫のおもちゃが見当たらなかったり…もしかしたら、それは猫の仕業かも!?

猫は物を隠そうとする習性があるようなのですが、その理由はなぜなのか。今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!

猫がおもちゃや飼い主さんの物を隠すワケ

しっぽを掴むマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫に限らず、動物が何か物を隠そうとふるまうきっかけとしては、「一度手に入れた獲物をしばらく経ってからまた食べらるように、仲間やほかの動物に取られないように保存しておこうとする本能的な欲求」のかかわりが考えられます。

もちろん、人が世話をしている犬や猫は、日頃から十分な食べ物をもらっています。しかし、本能を全くなくしてしまっているわけでもありません。そのため、遊びの中で手に入れた物やおもちゃなどを獲物に見立て、それを隠そうとふるまう可能性はあるでしょう。

隠すところまでやり遂げない猫が多い傾向に

ただし、これはどちらかといえば犬に多く見られる行動で、猫ではそれほど頻繁には見られない傾向があります。

猫の場合、獲物に見立てたおもちゃなどを落ち着いて過ごせる場所まで運ぼうとすること自体は珍しくないのですが、隠すところまでやり遂げずに途中でポイッと置いて行ってしまうことが少なくありません。

頻繁に物を隠したがる猫の心理とは

眠る猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

では、物を隠したがる猫にはどのような意図があるのでしょうか?

物を隠すところまでやり遂げる猫は多くはないことからわかるように、頻繁に隠したがるような猫は本能的な欲求だけで行動をしているのではなく、何か別の理由がある可能性を考えます。

物を隠したときに、「楽しい」経験をした可能性も

猫に限らず、動物の行動は学習によって強化されます。たとえば、何かを隠した結果として、その後に何か楽しいことが生じれば、その経験から「隠すこと」から始まる別の楽しさを学習する場合があります。

楽しいことの例としては、たとえば飼い主さんに声をかけてもらったり、遊んでもらうきっかけになったりなどしたのではないかと思われます。

嫌な経験を覚えていて、それを避けるために隠すことも

また逆に、同居猫など別の誰かに「お気に入りのおもちゃを取られた」などの嫌な経験を繰り返していれば、それを避けようとして「隠す」という行動を学習する可能性もあるでしょう。

いずれにしても、物を隠したがる猫は、飼い主さんの物やおもちゃを隠した結果として起こるその「結果」まで期待して、行動しているのかもしれません。

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

人の物を隠されたら、飼い主さんにとっては少し困ってしまう行動かもしれませんが…愛猫の知性のひとつと受け入れて、見守っていただければと思います。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ

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