猫と暮らす
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猫に「好かれやすい人」はどんな人!? 猫と良い関係になるコツ
この記事では、「猫に好かれる人・好かれない人の特徴」と「猫と仲良くなるためのコツ」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
猫に好かれる人・好かれない人の特徴は?
「たとえば、優しく落ち着いた小さめの声で話しかけてあげたり、猫の様子を見てかまってあげられる人を好む傾向がありますね。
猫は大きな音を嫌うので、大声で話しかけてしまうと嫌われる原因になってしまいます。また、大胆な動作にも警戒してしまうので、苦手に思われてしまうでしょう」
「そうですね。猫はマイペースな生き物なので、様子を見ながら接してあげてください。猫に好かれるためには、猫の嫌がることを基本的にしないようにすることが大切です。一度嫌なことをしてしまうと、猫はずっと覚えています。
歯磨きやブラッシングなどのお手入れが苦手な猫もいると思いますが、必要なことですよね。お手入れが必要なときには徐々に慣れさせるなど、無理強いしないようにしましょう。
日々いろいろなお世話をしてくれて、自分に嫌なことをしない人、自分にとってよいことをしてくれる人と猫が認識すれば、すぐに懐いてくれると思います」
猫と仲良くなるためのコツは?
「たとえば、おやつなどの猫の好物をあげることは、仲良くなるきっかけになるでしょう。
人が思う『猫と仲良し』という定義は、『抱っこできる』『甘えてくる』『撫でさせてくれる』『一緒に寝る』ということが当てはまると思います。
しかし、猫にとって『仲良しの合図』『仲良しの定義』は個々で違います。それぞれの猫にしたら喜ぶこと、したらストレスになることがあるのを覚えておかなくてはなりません」
「たとえば、『おやつで近寄ってきたから触ってもいいんだ』と思う人もいるかもしれませんが、そういうわけではない猫もいます。
猫からすり寄ってくるからといって、撫でてよいというわけでもありません。人とのスキンシップを好まない猫は、撫でないし触らないけど、おやつをくれる人と仲良くなります。
おやつで寄ってきてくれるだけでも、それは充分な仲良しです。また、何年もかかるかもしれませんが、いずれ猫のほうから『撫でてほしい』というサインが出るまでに発展する可能性もあるでしょう」
「そうですね。もちろん、撫でられることを好む猫であれば、撫でることで仲良くなることができます。撫でて気持ちいい場所、撫で方、何で撫でるのかなど、そのコが好むスタイルを見つけてあげるとより仲良くなれるでしょう。
猫を撫でるときに手で撫でることが多いと思いますが、歯ブラシを使ってあげるのを喜ぶコもいますし、粘着シートで毛などをとるコロコロが好きなコ、飼い主さんの足で撫でてもらうのが好きなコもいます。
そのコの好みに合わせて、スキンシップをしてあげてくださいね」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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