猫と暮らす
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名前を呼んだら、しっぽの先だけパタパタ…なぜ? しっぽの動きでわかる猫の心理を専門家が解説!
この記事では、しっぽの動きでわかる猫の心理について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
名前を呼んだときに、しっぽだけ動かす猫の気持ちは?
「名前を呼んだとき、しっぽの先だけちょっとだけ動かすことはよくありますが、『声で返事をするのは面倒だけど、聞いているよ』など、わかっていることを伝えているのではないかと考えられます」
しっぽの動き・状態でわかる猫の気持ち
「できますね。いくつかわかりやすいものを紹介します」
しっぽをだらんと下に垂らしているとき
「しっぽをだらんと下に垂らしているときは、しょんぼりした気分のときや、体調が悪い場合もあります」
しっぽ全体を下に垂らした状態で左右に振るとき
「しっぽ全体を下に垂らした状態で左右に振るようなときは、獲物に飛びつこうとしているときなどに見られます」
しっぽ全体を素早くパタパタ振るとき
「しっぽ全体を素早くパタパタ振るようなときは、イライラとしていて機嫌が悪い気持ちを表しています。撫でているときに猫がしっぽを素早く振り始めたら、かまうのをやめましょう」
しっぽをまっすぐピンと垂直に立てるとき
「しっぽをまっすぐピンと垂直に立てるのは、親しみの感情を表しています。仲間の猫がしっぽを立てて近づいてくると、それに対して同じようにしっぽを立てる行動が見られるため、仲間同士の挨拶の意味もあると考えられます」
しっぽを膨らませているとき
「しっぽが膨らんでいるときは、とても興奮し怖がっていることを表し、自分を大きく見せて危険を撃退しようとしています」
しっぽをしまいこんでいるとき
「しっぽを体の下にしまいこんでいるのは、恐怖や不安(服従)のサインです。何かの理由で、猫が神経質になっています」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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