猫と暮らす
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猫が腰を低くして歩く理由2つ 「狩り」のときに見せる動きと、もうひとつは…?
今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生に理由を聞いてみました。
猫が腰を低くして歩くときの心理2つ
「猫が腰を低くして歩くのは、自分自身の存在を目立たせないようにする際の行動です。存在を目立たせないようにする理由としては…
- 狩りのときに、獲物に気づかれないよう忍び寄る
- 警戒し、身を隠しながら移動をしている
「腰を低くして歩いている猫が、たとえば獲物やおもちゃに向かっていくなど積極的に楽しんでいそうな状況であれば、その猫の楽しみを邪魔しないように見守る対応をしてあげるとよいでしょう」
猫が腰を低くして歩くときには、怯えや不快感の可能性もあるので注意
「警戒して身を隠そうという気持ちで腰を低くして歩いている際には、常にあたりを落ち着きなくキョロキョロと伺っていたり、部屋の中心を堂々と一気に歩くのではなく、物陰や家具に沿って時々止まりながら、密やかに忍んで歩いていくような行動が合わせて見られることも少なくありません。
もしそのような行動が見られたら、愛猫が何かに対して怯えていたり、不快感を持っていたりする可能性がありますので、注意が必要です。
このような行動が続く場合には、できればその怯えや不快感を緩めてあげる工夫をするのがよいでしょう」
「穏やかな声掛けや、優しく撫でてあげるなどの対応で不快な刺激などから気をそらしてあげるのがよいでしょう。もし物音や同居猫などを気にしているようであれば、室内に隠れる場所を増やすなどして、安心できる環境を整えてあげてみてくださいね」
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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