猫と暮らす
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「寝起きが悪い猫」が見せる行動やしぐさを知ってる? じつは不調の場合もあるので注意!
この記事では、寝起きが悪い猫が見せる行動やしぐさについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説。また、ただ寝起きが悪いだけかと思っても、じつは注意が必要な場合もあるのだとか…。くわしく見ていきましょう。
寝起きの悪い猫が見せる行動・しぐさとは?
「いつもなら起きて食事を催促する時間になっても積極的に起きようとしなかったり、起きたとしても高いところや狭い場所に行ってしまい、人と距離を置いて1匹だけになろうとすることがありますね」
「猫を無理に起こしたり、活発にさせようとして動くことを強いたりするのはよくないでしょう。猫が自分から人と距離を置こうとしているのであれば、しばらくはそっとしておくほうがいいです。
逆に、鳴いて人を呼んだり、甘えたりする素振りなどがあるなら、優しく声をかけてあげたり、ゆっくり撫でてあげるなどして、穏やかに接してあげるとよいでしょう」
「寝起きが悪そう…」 じつは体調不良の場合もあるので注意
「その可能性は否定できません。倦怠感(だるさ)を感じているときに、寝起きが悪いようなしぐさをすることがあります。
倦怠感を疑うような不活発な様子は、健康な猫であっても見られます。たとえば、運動後の疲労や、気候の影響(急激な温度や気圧の変化などが短時間に起こった場合)などによって、倦怠感を感じることがあります」
「そうですね。また、もともと病気の治療中など健康状態がよくない猫の場合などでは、肝臓や腎臓などの内臓の疾患、神経の発作などを起こす前兆としても、だるそうな、起きたくなさそうな素振りを見せることがあります。
もし気になる症状が続くようなら、様子を見すぎずに、かかりつけの先生に相談するほうが安心でしょう」
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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