猫と暮らす
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猫が飼い主さんにおしりを向けて座ってくる…このときの心理は?
今回は、猫が飼い主さんにおしりを向けて座るときの気持ちについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫が飼い主さんにおしりを向けて座るときの心理
「飼い主さんと離れて遠くでおしりを向けているときには、嫌だな、そっとしておいてほしいな、ひとりにしておいてほしいな、静かにしていてほしいな、隠れたいなという、距離をおきたい気持ちが働いています。
一方で、飼い主さんにくっついておしりを向けて座るときもあると思いますが、そうしたときは安心しているとき、安心したいときですね」
もしも猫が飼い主さんの近くでおしりを向けて座ってきたら…
「触られることを好む猫であれば、やさしく手を当て撫でてあげましょう。手を当ててあげるだけでも気持ちが落ち着くと思います。自分が毛布になって被ってあげるイメージです。
おしりを向けてくるときは、遊びたいというよりは静かにしていたいはずなので、激しく遊びに誘う行為は嫌がられるでしょう。日頃から触られたくない場所を触ることも怒られるのでやめましょう」
「触られることを嫌う猫に対しては、こちらから動いて触らずに、猫がくっついてきたお互いの温かみを感じるだけにしましょう。
また、お互いが気持ちのいい体勢になるように誘ってもよいと思います。たとえば、私はあぐらをかいてあぐらの中で寝てもらったほうがラクなので、愛猫にはあぐらに収まってもらいます。愛猫が気持ちよくしてくれると、こちらも気持ちがよいですよね」
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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