猫と暮らす
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愛猫が見当たらないときに役に立つ! 効果的な猫の「呼び寄せ方」のコツ
この記事では、猫の呼び寄せ方を覚えておいたほうがいい理由や、呼び寄せ方のコツについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の呼び寄せ方を知っておいたほうがいいワケ
たとえば、家の中で猫の姿が見当たらないときには、呼んだら出てきてほしいですよね。また、窓を開けたいときには猫に別室で過ごしてもらうほうが安全なので、呼び寄せることで猫を移動させることもできます。
そのほかにも、猫のお手入れをしたいときや、地震などの緊急事態の際などにも、呼んだら来るように慣らしておくと安心です。
猫の呼び寄せを習得してうまくいけば、爪切りや来客などの苦手だったことの克服にもつながります。投薬でさえも座って待つようになる猫の例も見ますので、気長に練習してみることをおすすめします。
日頃からできる猫の呼び寄せの方法
まずは、愛猫の名前を呼んでみよう
ふだんから緊急時を想定して、名前を呼んで返事をしてくれたら褒めてあげたり、撫でてあげたり、フードをあげたりしてみてください。猫に「返事をするといいことがあるんだ」と覚えさせましょう。
名前を呼んでも出てこないときは、缶詰をカンカンと叩いてみよう
これを猫が近づいてくる合図にするために、缶詰をカンカンと叩いて猫が近寄ってきたらフードをあげて覚えさせましょう。いざというときにも役立ちます。
飼い主さんの呼びかけに反応しやすい猫・反応しない猫の傾向は?
一方で、呼びかけに反応しにくい猫は、老猫や生粋の自由猫です。
覚えておきたい! 猫の呼び寄せ方のコツ
愛猫の好物を把握しておこう
食べ物には特別感を持たせよう
食べ物でつるときに「コマンド」をつけてみよう
これができると、たとえば「コマンド→爪切り→食べ物」という流れでお手入れが可能になります。ただ、猫は警戒心が強い動物なので、時間と忍耐が必要です。
猫の好きな隠れ場所を把握しておこう
猫を呼び寄せるときは「いつもどおり」を心がけよう
クリッカーを使ってみるのもOK
参考/「ねこのきもち」2017年4月号特別付録『シーン別 愛猫の緊急時対策マニュアル』(監修:竜之介動物病院院長 徳田竜之介先生、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室専門官 柳川智巳さん)
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka
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