猫と暮らす
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子猫や警戒心が強いコに見られがち? 猫が座ったまま寝てしまう心理
猫にはいろんな寝姿がありますが、座った状態のまま寝てしまう猫もいますよね。なぜそのような体勢で眠るのか…ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫が座ったまま寝てしまう理由

猫のなかには、おすわりした状態で寝てしまうコがいます。座ったまま寝てしまうというのは、猫も本当は眠いのにそれを我慢している状態だといえるでしょう。
とくに子猫にはよく見られる寝姿で、たくさん食べて遊んだあとに動きや反応が鈍くなって1カ所にとどまって、座った状態のまま寝てしまうようです。
ほかには、警戒心が強い猫にも見られる傾向にあります。何かあってもすぐに逃げられるようにしているのでしょう。
猫は座ったまま眠ってくつろげているの?

座ったまま寝ていてくつろげているのかどうか疑問かと思いますが、やはりリラックスするには横になって眠ったほうが猫にとってもラクなはずです。リラックスできるかどうかよりも、その瞬間は眠気のほうが勝ってしまっているのでしょう。
座ったまま眠ってしまうのは、猫の「眠くて仕方がない」といった気持ちの表れだと思います。
病気で呼吸が苦しい場合もあるので注意
上記のような理由のほかに注意したいのが、なんらかの病気が原因で座ったまま寝ることしかできない、といった状況です。たとえば、心臓病や肺の病気などで呼吸が苦しい場合には横になるのさえも困難で、座ったまま眠る場合もあります。
猫の様子をよく見て、いつもと違って異変が見られるようであれば動物病院を受診しましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami
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