猫と暮らす
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愛猫に「好き」を伝える朝のルーティン4つ
猫は、飼い主さんの気持ちをくみ取ります
ルーティンとは、決まった手順や所作を繰り返すこと。
人だと心を落ち着かせる、体調を管理するために行いますが、猫に「好き」を伝えたいときにも使える方法です。
ここでは、おもに朝に行うルーティンを紹介します。

1.起床したとき
ルーティン1:愛猫が近くにいたら「おはよう」と挨拶をする

ルーティン2:愛猫が布団にのってきたら頬をなでる
猫は夜中に自分だけの時間を堪能しているので、飼い主さんが起きるのを心待ちにしているはずです。朝一でやさしく声をかけられたり、軽くスキンシップでぬくもりを感じたりすると、かまってもらえたうれしさで心が満たされるでしょう。
2.洗面所に行くとき
ルーティン1:愛猫が足元にスリスリしたら立ち止まる
ルーティン2:ついてきた愛猫に「どうしたの~?」などと声をかける
人にすり寄るのはニオイを付けて「自分のもの」と安心したいから。存分にスリスリさせると相思相愛の思いが伝わります。飼い主さんの後追いをするのは一緒にいたい感情からする行動なので、やさしく声をかけられるだけで、かわいい“ストーカー”はうれしいでしょう。
3.愛猫の食事のとき
ルーティン1:フードの準備中に「朝ゴハンだよ」などと話しかける
ルーティン2:愛猫が食べているとき近くに座って見守る

同じ言葉を繰り返すうちに、猫は「人が〇〇と言ったら△△が起こる」と学習するもの。食事は楽しみな時間なので、準備中に話しかけられただけで、ワクワクした気持ちになるでしょう。また、甘えん坊な猫だと、飼い主さんが近くにいると安心して食事できることも。
4.家事をするとき

ルーティン1:エプロンのひもを、わざと垂らしてじゃれさせる
ルーティン2:ボール遊びなどで軽く相手をする
飼い主さんがせわしなく動いているときに限って、周りをウロウロするマイペースな猫も。時間がないときは、猫に“ながら遊び”をさせてOK。エプロンのひもで遊ばせたり、ボールを投げて追いかけさせたり、ちょっとしたことでも猫は楽しめるでしょう。
いかがでしたか?
朝は時間に追われてバタバタしがちですが、ちょっとしたルーティンで、猫に愛情を伝えていきましょう。

参考/「ねこのきもち」2020年12月号『毎日の愛情表現、ちゃんと猫に伝わってます! 飼い主さんのラブルーティン』(監修:ペット問題行動クリニックBLISS 菊池亜都子先生)
文/SAY
撮影/石原さくら
撮影協力/ニャフェ・メランジェ
※この記事で使用している画像はねこのきもち2020年12月号『毎日の愛情表現、ちゃんと猫に伝わってます! 飼い主さんのラブルーティン』に掲載されているものです。
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