夜は愛猫にLOVEを伝えるのに最適
猫は人のように話すことはできませんが、飼い主さんが発する言葉と、それにまつわる行動から、人の気持ちをある程度くみ取れると考えられています。
ここでは愛猫にLOVEを伝える方法をレクチャー。
夜の時間帯の習慣にしてくださいね。
1.テレビを見ているときに習慣にしたいこと
●テレビの前に座る愛猫を「かわいい!」ともてはやす
猫がテレビの前を陣取るのは、自分に注目してほしいから。飼い主さんに笑顔でもてはやされると満足するでしょう。
●愛猫に手をなめられたら、なでてお返しする
知らぬ間に近づき、手をなめてアピールする猫も。これは親愛の表現なので、なでられてお返しされると相思相愛と感じてうれしいはずです。
2.夕飯のときに習慣にしたいこと
●愛猫と食事の時間を合わせる&食卓の近くで愛猫にも食事を与える
人の食事に興味があり、食卓に上って盗み食いする猫がいます。誤食の危険があるため、部屋から閉め出す方法もありますが、人と猫の夕食の時間を合わせて、自分のフードに興味を向けるのも一案。また、食卓の近くに置けば、近くに飼い主さんがいることで、安心感を覚える猫もいるでしょう。
3.一緒に遊ぶときに習慣にしたいこと
●「遊ぶ!?」と弾んだ口調で愛猫を誘う
猫のテンションの上がる夜は、アクティブに遊ぶのにうってつけの時間帯です。猫がせがむ前に、飼い主さんから誘ってあげると興奮するでしょう。飼い主さんの楽しい気持ちが猫に伝われば、ノリノリになってより刺激的な時間が過ごせそうです。
飼い主さんご自身も、猫になった気分で楽しむこともポイントです
4.食後にくつろぐときに習慣にしたいこと
●1匹でまったりしていたら、むやみにかまわない
猫をそっとしておくことも愛情表現のひとつです。食事や遊びを終えて、毛づくろいなどしてまったりしていたら、かまわないようにしましょう。
●遠巻きに愛猫と目が合ったら、ゆっくりまばたきする
また、離れたところにいる猫と目が合ったら、ゆっくりまばたきをして。猫にとって親愛の表現なので幸せな気持ちになるでしょう。
5.お風呂のときに習慣にしたいこと
●愛猫が待っていたら中を覗かせる
お風呂場は猫にとって、夜になると飼い主さんが入っていく不思議な場所。中が何をしているか気になっているので、少し覗かせてあげると満足するでしょう。
●浴室の中から「ちょっと待っててね~」などと声をかける
また、飼い主さんから声をかけられるだけでも、「気付いているよ」という思いを猫は感じ取るでしょう。
6.就寝するときに習慣にしたいこと
●布団の上で、愛猫の好きな部位をマッサージ
1日の締めくくりに猫の好きな部位をマッサージすると、気持ちよさから安眠につながるでしょう。鼻筋を人差し指でなでたり、アゴ下を親指以外の指でなでたりして。
●寝床にいる愛猫に「おやすみ」と囁く
離れた場所で寝る猫には、囁くように「おやすみ」と声かけを。その声で安心できるでしょう。
いかがでしたか?
毎晩、愛猫と愛を確かめ合う方法を紹介しました。
ぜひ実践して、よりラブラブな関係になってくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年12月号『毎日の愛情表現、ちゃんと猫に伝わってます! 飼い主さんのラブルーティン』(監修:ペット問題行動クリニックBLISS 菊池亜都子先生)
文/SAY
撮影/石原さくら
撮影協力/ニャフェ・メランジェ
※この記事で使用している画像はねこのきもち2020年12月号『毎日の愛情表現、ちゃんと猫に伝わってます! 飼い主さんのラブルーティン』に掲載されているものです。