おうちで過ごす時間が長い冬は、愛猫との絆を深めるチャンスです。そこで今回は、寒い季節におすすめの猫とのコミュニケーション方法をご紹介。冬ならではのアイテムを使ったスキンシップや、冬にやりがちなNGコミュニケーションについて解説します。
毛布や布団は冬のコミュニケーションツール
愛猫に膝の上に乗ってほしい!愛猫と同じ布団で添い寝したい……冬は、そんな飼い主さんの願いを叶えるチャンスです。そこでぜひ使いたいのが、毛布や布団などのあったかアイテム。上手に活用すれば、猫とのコミュニケーションをするうえで心強いツールになりますよ。
毛布を使ったコミュニケーション
ソファなどに座るとき、膝に毛布やフカフカした布をかけておきましょう。猫はあったかそうな魅力的な場所には、自然と近づいてきてくれるはず。両脚の間を開けて猫が入れるくぼみを作っておくと、すっぽりおさまることができて居心地がいいようです。
布団を使ったコミュニケーション
猫と添い寝をしたい場合は、布団の一部をトンネル状に開けておきましょう。猫は穴の中に入りたがる習性があるので、猫にとって魅力的な穴を布団で作ってあげると、入りやすくなりますよ。
冬のスキンシップは手の温度に注意!
冷たい手でいきなり猫をなでると、猫がビクッとして「嫌なことをされた」と記憶してしまうことが。嫌なことが重なると人のそばに来なくなってしまう場合もあるので、スキンシップ前の事前準備はとても大切です。手が冷たい場合は温めて、猫を驚かせないようにしましょう。
冬にやりがちなNGコミュニケーション
「愛猫のために」と思う飼い主さんの気遣いが、じつは余計なお世話になっていることも。猫とのコミュニケーションは、猫の気持ちを尊重することが大切です。
毛布などを掛けるのはNG
暖かい毛布を掛けてあげることは、人にとってはやさしい気遣いですが、猫にとってはじつは余計なお世話に。猫は自分でベストだと思う場所を選んでいるので、もし寒そうだと感じるなら毛布を掛けるのではなく、近くに暖かい場所を用意してあげましょう。
猫が決めた居場所を動かすのはNG
飼い主さんが「愛猫にもっと近くに来てほしい!」と思っても、猫を無理に動かすのはやめましょう。猫が自分で決めた居場所を尊重してあげることが、猫といい関係を築く大切なポイントです。
冬のコミュニケーションは、猫にとって居心地がよい場所を作ってあげることと、猫の意思を尊重してあげることがポイントです。ぜひみなさんも、この冬は、愛猫との絆をもっともっと深めてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/terasato
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。