猫と暮らす
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猫とのスキンシップは程度が肝心!スキンシップ不足と過剰な場合の猫への負担とは
一方で、スキンシップをあまり好まない猫に積極的に触れ合ってしまうと、ある問題が起こる可能性もあるのだとか…。
この記事では、「猫とのスキンシップ」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
飼い主さんとのスキンシップが不足しているときの猫の気持ちは?
飼い主さんが仕事で家にいない場合などは、猫は飼い主さんが帰ってくるまでやることがなく、寝ていることが多いでしょう。帰宅後に騒ぎ出すことが多いと思いますが、これは「飼い主さんが帰ってくるのを待っていた」ということです。
その後、甘えて抱っこをせがんだりする行動を見せるかもしれませんが、寂しい気持ちが表れているといえるでしょう。
人とのスキンシップをとくに必要としない猫もいますが、そういったコはひきこもっていることが多いかもしれません。
スキンシップ不足の猫に起こる影響は?
日中は働いていて忙しい飼い主さんもいるでしょうが、帰宅してから少しでも愛猫とのスキンシップや遊びの時間をとってあげられるといいですね。
スキンシップが苦手な猫へ過剰に接しすぎると、どうなるの?
スキンシップが苦手な猫へ過剰に接してしまうと、次のような問題が起こることがあるでしょう。
①攻撃的になる
②飼い主さんに近寄らなくなる
ストレスを自分に向けて過剰にグルーミングしたり、毛をむしり取ったり、体を掻いて傷だらけにしてしまうほどの精神状態に追い込まれることもあります。
③必要なときに触れなくなる
野性的といえば野性的で、猫らしいとも思いますが、必要なお世話や通院、投薬などが難しくなると、飼い主さんとしてもつらいです。できれば、仲をより穏やかなものにできるようにしたいですね。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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