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シニア猫は「認知症」に要注意!? 症状や予防法を解説します!

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認知症になるのは、人だけではありません。猫も年をとると、認知症を発症することがあるのです。今回は、猫の認知症の基礎知識や症状、若いうちから意識してやっておきたい予防法などを解説します。

猫の「認知症」はどんな病気?

くつろぐ猫
krblokhin/gettyimages

猫の認知症は、老化と関係して脳の機能が低下する病気です。認知能力や学習能力、記憶能力などが低下し、行動の変化が見られるようになります。

認知症の症状があらわれるのは、主に10才以上のシニア猫。昔と比べて猫の平均寿命が延びているため、認知症を発症する猫も増加傾向にあります。

とはいえ、すべてのシニア猫が認知症になるわけではなく、おおよそ半分の猫は認知症を発症しないようです。

猫の認知症の主な症状

かわいい猫が見上げている
chie hidaka/gettyimages

猫が認知症になると、主に以下のような症状が見られます。

興奮しやすくなる

脳機能の低下により、興奮しやすくなったり、攻撃的になったりすることがあります。

あまり動かなくなる

認知症によって活動性が減ると、あまり動かなくなったり、毛づくろいをしなくなったりします。毛づくろい不足により、被毛がボサボサになってしまうことも。

目的なくうろつく

「あまり動かなくなる」とは逆に、認知症によって活動性が増す場合もあります。まわりのものに興味を示さないわりに、うろうろと徘徊する様子が見られたら注意が必要です。

食事の量が変わる

異常に食事量が増えたり、逆に減ったりすることもあります。常に食べ物を要求してくる場合は、食べたことを忘れてしまっているのかもしれません。

名前を呼んでも反応しない

記憶力の低下により、自分の名前や飼い主さんのことを忘れてしまうことがあります。

このように、猫の認知症の症状はさまざまなので、「この行動をしたら絶対に認知症」と断言することはできません。また、認知症の症状だと思って調べてみたら、異なる病気が隠れていることもあるので、気になる症状があるときは、動物病院に相談しましょう。

猫の認知症の予防法

おもちゃで遊ぶ猫
socreative_media/gettyimages

現状、猫の認知症は一度発症したら完治は望めません。治療薬はありますが、改善が見られるのはわずか30%程度で、その効果は一時的ともいわれています。

だからこそ大切なのは、猫が認知症にならないように、若いうちから予防すること。まだはっきりとわかっていませんが、猫の認知症は「脳を活性化」することで、予防効果が期待できると考えられています。

猫の脳を活性化する方法

生活に刺激を取り入れる

新しいおもちゃを与えたり、遊びに変化をつけたり、猫が頭を使って楽しめるようにしてあげると効果的です。

適度に運動や日光浴をさせる

毎日の適度な運動と日光浴は、猫の健康維持に欠かせません。室内の環境を見直してみましょう。

毎日しっかりとコミュニケーションをとる

目を見て話しかける、名前を呼びながらなでるなど、コミュニケーションは積極的に行いましょう。もちろん、猫が嫌がるようなら中止し、できる範囲でスキンシップをしてください。

ちなみに、人の認知症では「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」、この4つのポイントが重要だとされています。これは猫の認知症にも通ずると考えられているため、コミュニケーションは密に行いたいものですね。

予防が大切な猫の認知症。愛猫がシニア期に入ったら、定期的な健康診断はもちろんのこと、少しでも気になるところがあれば早めに動物病院で相談しましょう。

参考/「ねこのきもち」2018年8月号『愛猫のこんな症状、もしかしたら認知症かも!?認知症チェックシート付き』(監修:日本動物病院協会(JAHA)認定獣医内科認定医 NPO法人小動物疾患研究所理事長 小宮山典寛先生)
文/higarina
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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