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【猫と法律】近所で放し飼いにされている猫があちこちで出産。飼い主さんに注意はできる?

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近所で放し飼いにされている猫があちこちで出産して困っています…

室内飼いが一般的になってはきているものの、猫を外に自由に出れるようにしている飼い主さんもいます。猫が不妊手術をしておらず、あちこちで出産を繰り返し、糞尿被害や飼い主のいない不幸な猫が増えることが懸念される場合、飼い主さんと法律的に話し合うことはできるのでしょうか? 

ペットに関する法律にくわしい、弁護士の渋谷寛先生にうかがいました。

イラスト/杉崎アチャ

「みだりな繁殖」について責任を追及できないくはないですが…

画像/iStock、Getty Images Plus

今回の質問では、まず問題となる猫が外に出られる状態で飼われているということ、そしてその猫が不妊手術を受けていないということの是非が争点となるでしょう。
まず放し飼いについて。猫の安全を考えると、完全室内飼いが推奨されている昨今でが、日本では厳密に、放し飼いを取り締まる法律はありません。ただ不妊手術や繁殖の管理などもせず、飼い猫があちこちで子猫を産み続けているという点については、下記の法律により、飼い主さんの責任を問うことができる場合もあると考えられます。

しかし今回、相談者はこの飼い主さんや飼われている猫の行動によって、直接的な被害に遭っているわけではない様子。さらに、繰り返しになりますが、法律では飼い猫を外に出すことを取り締まることも、不妊手術を強制することもできません。これらのことからも、法をもって注意するとなると、かえってトラブルを招いてしまう可能性があります。話し合いをするのであれば、まずは法律の話は抜きにして、飼い主さんに気持ちを伝えてみることが妥当だと考えられます。

知っておきたい法律「動物愛護管理法 第7条 第5項」

動物の所有者は、その所有する動物がみだりに繁殖して適正に飼養することが困難とならないよう、繁殖に関する適切な措置を講ずるよう努めなければならない。

参考/「ねこのきもち」2021年5月号『もしものときの猫の法律相談所』(監修:弁護士 渋谷 寛先生)
文/ハナマサ
イラスト/杉崎アチャ
※この記事で使用しているイラストはねこのきもち2021年5月号『もしものときの猫の法律相談所』に掲載されているものです。

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