猫と暮らす
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猫が悲しい声で鳴く状況とは? 「もしものとき」のために飼い主が考えておくべき大切なことを解説
猫が悲しそうな声で鳴くような状況とは?
「いつも家にいる飼い主さんが家を留守にするとき、長い間帰ってこないときなど、いつもと雰囲気が違うことを察知して悲しそうに鳴くのを見ることがあります。
また、同居の犬猫がいなくなったときや、いつも一緒に過ごしていた飼い主さんや仲間が入院した、亡くなったときにも、悲しそうに鳴く場面をよく見ます」
「文字にすることが難しいですが、私には低い音で『ワオーン』と聞こえます。その声で鳴くとき、悲しくなった原因の対象のものを探し回ったり、玄関などでずっと待っていることが同時にあると思います」
同居の犬猫が亡くなって愛猫が悲しんでいるときの接し方
「同居の犬猫が亡くなるなどでいなくなった場合、気持ちが癒えるまで十分に甘えさせてあげてください。同居の動物以外で好きなものがあれば、それらで気を紛らわせてあげてもよいでしょう。
同居の犬猫が亡くなってから、もし愛猫に体調不良が見られるようであれば、動物病院を受診してください」
飼い主さんがいなくなってしまったときに愛猫をどうするか、考えておこう
「飼い主さんに万が一のことがあった場合に、飼い主さん自身で愛猫を助けることができません。その際は、代わりの人の助けが必要になってきます。いつかのときのために、飼い主さんは下記のことを準備しておくとよいでしょう。
- 愛猫のお世話に関する情報や、愛猫が好きなもの・嫌いなものを記録に残しておく
- 代わりのお世話をしてくれる人を探しておく
また、もし飼い主さんが愛猫の体調不良に気づいた場合は、早めに動物病院を受診してください。愛猫の病気を早期発見して治療をすることで、今後代わりにお世話をする方の負担を減らすことにもつながります」
愛猫にできるだけつらい思いをさせないよう、「もしものとき」に備えて、飼い主さんができることは今からでも準備しておきたいですね。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami
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