猫と暮らす
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猫に使うと危険な場合もある「人間用のアイテム」 食器用洗剤、石鹸は大丈夫?獣医師に聞いてみた
猫に使うべきではない「人間用のアイテム」は?
「シャンプーがそれにあたるでしょう。猫の皮膚は人間の皮膚とpHが異なるので、猫に人間用のシャンプーを使うと皮膚が荒れてしまう可能性があります。猫をシャンプーする際は、猫専用の無香料低刺激のシャンプーを使いましょう」
猫に使う場合に注意が必要な人間用のアイテムは?
「絶対にダメというわけではないですが、使用の際に注意が必要なものについては、下記のようなものがあります」
食器用洗剤
「基本的には、人間用の洗剤でも使用はOKです。ただし、猫の食器洗いに使う場合には、十分にすすぎましょう。また、猫の食器を洗う際、スポンジは人間用とは別にしてください」
洗濯用洗剤・石鹸
「洗濯用洗剤・石鹸も、十分にすすげば基本的には人間用でも大丈夫です。ただし、無香料または香りの弱いものを選びましょう」
人間用のアイテムを使って体調を崩した猫の事例も
「そうですね。『頻繁にシャンプーするわけではないから、猫用のシャンプーを買うのはもったいない』という理由で、人間用のものでシャンプーをして、皮膚が真っ赤になって痒がった猫が実際にいました。
また、猫は香料が苦手なのに、ニオイのきつい洗濯用洗剤を使って毛布などの猫用品を洗ってしまい、それを使ったコが具合が悪くなってしまったことも。なかには、最近のボタニカル系のもので軽い中毒症状を起こした猫がいますので、要注意です」
※一部の写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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