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ウンチがいつもと違うのは病気が原因? ウンチの異変で気づく猫の病気

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猫は体の不調を言葉で伝えることはできませんが、猫の体から排出される「ウンチの状態」をチェックすることで、猫の体の不調を発見できるケースがあります。そこで今回は、ウンチの異変で気づく、猫に多い4つの病気について解説します。

ウンチの異変で気づく猫の病気(1)腸炎

ソファーの上の猫
kaorinne/gettyimages

「腸炎」とは、小腸~大腸のどこかに炎症が起きる病気のこと。急に激しい下痢や血便をする「急性腸炎」と、長期にわたって下痢気味になる「慢性腸炎」があります。

主な原因は、腸内細菌のアンバランスや細菌・ウイルス感染、アレルギー、自己免疫疾患、リンパ腫、中毒などさまざまです。

猫が腸炎になると下痢の症状が見られるほか、ウンチのニオイが変化したり、ゼリー状のものがウンチに混じったりすることが。また、ウンチの色が黒っぽい場合は「小腸炎」、赤いものが混じっている場合は「大腸炎」の疑いもあります。

ウンチの異変で気づく猫の病気(2)腸内寄生虫

窓枠で眠っているかわいい家畜猫
MilaDrumeva/gettyimages

「腸内寄生虫」は、猫の腸の中にすみついて栄養を横取りする、回虫・鉤虫(こうちゅう)・条虫などの寄生虫に感染して発症する病気です。

成猫の場合、特に症状があらわれないこともありますが、なかにはウンチに白い動くもの(虫)が混入しているケースも。また、子猫が発症すると、栄養状態が悪くなったり下痢をしたりして、命に関わる危険もあるので注意しましょう。

腸内寄生虫の治療では、駆虫薬を複数回にわたり投与するのが一般的です。

ウンチの異変で気づく猫の病気(3)巨大結腸症

スリープグレイキトン
hamacle/gettyimages

ひどい便秘が続き、大腸の大部分を占める結腸の一部が力を失って拡大し、そこに大量のウンチがたまる病気を「巨大結腸症」といいます。過去に交通事故に遭ったことがある猫なら、その影響で骨盤の間が狭くなってしまったことが関係しているケースも。

猫が巨大結腸症になると、ウンチがほとんど出ないなど、量や回数が極端に少なくなります。そのため、動物病院ではウンチをやわらかくする薬を投与するほか、獣医師が手でウンチをかきだす処置や浣腸などを行い、治療を進めるのが一般的でしょう。

なお重症の場合は、結腸の拡大した部分を取り除くために、開腹手術を行うこともあります。

ウンチの異変で気づく猫の病気(4)膵臓(すいぞう)・胆のうの異常

クローズアップ赤の猫窓際のベッドルームのベッド
bruev/gettyimages

腸内での消化・吸収を助ける消化液を分泌する、膵臓や胆のう、胆管に異常をきたしている場合にも、下痢をする、白っぽいウンチが出るなどの異変が見られることがあります。

ただしこの場合は、同時に発熱や嘔吐、食欲不振、黄疸などの症状が見られるため、ウンチの異変だけで病気に気づくことは少ないかもしれません。

愛猫のウンチに異変を感じたら、早めに動物病院を受診することが大切です。その際、出たウンチを持参すると、診察の手助けになることも。ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考/「ねこのきもち」2017年6月号『出たもの企画後編 体からのお“便”り 大切なことはウンチが教えてくれる』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
文/ハセベサチコ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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