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愛猫の健康寿命を脅かすから今すぐやめて!やりがちNGお世話3つ

愛猫のためにと思ってしているお世話でも、やり方が間違っていれば、愛猫の健康寿命を脅かしてしまうこともあるので注意が必要です。

そこで今回は、飼い主さんがやってしまいがちな3つのNGお世話をご紹介します。愛猫に少しでも長生きしてもらうためにも、正しいお世話ができているか見直してみましょう。

(1)キャリーケースを嫌がるから動物病院へ連れていかない

見つめる猫
rai/gettyimages
嫌がる猫をキャリーケースに入れるのは、たしかに負担になる場合があります。しかしそれ以上に、キャリーケースを嫌がるからといって動物病院での定期健診を受けないのは、猫の健康リスクを高め、異変があった場合はさらに猫に負担をかけることになるでしょう。

【正しいお世話】日頃からキャリーケースに慣れさせて

動物病院に連れていくときだけキャリーケースを使っていると、猫はキャリーケースに怖い印象をもってしまうことがあります。

そこで、日頃からキャリーケースを出しておいたり、キャリーケースの中に入ったときはおやつを与えたりして、少しずつ慣れさせるようにしましょう。

(2)ごはんを食べないときはすぐおやつを与える

前足をなめる猫
Alena Shapran/gettyimages
主食としてのフードは、猫にとって必要な栄養バランスが整えられた「総合栄養食」を与えるのが基本です。おやつは嗜好性が高くつくられているので食いつきはよいですが、「総合栄養食」ではないため、そればかり与えていると栄養が偏り、肥満などにつながることも。

【正しいお世話】主食のフードに猫の興味を引く工夫を

いつものフードに変化を出すことで、興味を示してくれることもあります。

たとえば、フードにぬるま湯を少しかけてニオイを立たせたり、フードの上におやつを少量トッピングとしてのせたりするとよいでしょう。ただし、おやつをトッピングする場合は、きちんとカロリーを計算して与えましょう。

なお猫がフードを食べないときは、単に空腹でない場合もあるので、時間を空けて与えてみるのも一案です。

(3)運動のために外を散歩させている

キャットタワーにのった猫
anurakpong/gettyimages
屋外には、ノミやマダニなどの寄生虫感染や、蚊に刺されることによるフィラリア感染、交通事故、除草剤などの有害物質を口にしてしまうなど、さまざまなリスクがあります。猫を外に出すのは危険といえるでしょう。

【正しいお世話】室内で運動量をアップさせる工夫を

室内で運動量をアップさせるための工夫をしましょう。

たとえば、じゃらしおもちゃで誘導してソファや猫タワーに上らせるなど、上下運動をさせるのがおすすめ。また、棚の配置で段差をつくってあげるのもよいアイデアです。足腰の悪い猫には、クッション性のあるマットを敷いてあげましょう。
猫が長生きするためには、飼い主さんの正しいお世話が欠かせません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年10月号『リスクを知れば、「正しい」が見えてくる。猫の長生きを想って本当にすべきお世話のこと』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/ハセベサチコ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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