猫が好き
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保護子猫との悲しみの別れ、翌日に運命的な出会いが 「今度こそ助けてあげたい」と願った、子猫の今

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、ソラくんとの出会いのエピソードや現在の暮らしの様子について、飼い主さんにお話を伺いました。
屋根裏で生まれたソラくん。へその緒がついた状態で保護されることに

保護する日の前の晩から猫の鳴き声が聞こえていたことや、子猫たちはへその緒がついた状態で体が濡れていたことなどから、生後間もない状態での発見だったと考えられたそうです。残念ながら3匹のうち1匹は、保護直後に亡くなってしまったようでした。
飼い主さん:
「私は同月の5日に、別の赤ちゃん猫・シェリ(♂)を保護しました。懸命にお世話をしましたが助けてあげることができず、残念ながらシェリは4月14日の深夜に亡くなってしまったんです」
「15日にシェリのお葬式をした後に、『3匹の生まれたての子猫を見つけた』という話を聞いて。すぐ現場に向かいました。ソラたちはシェリの亡くなった日に生まれたと思われるので、運命を感じずにはいられませんでした」

「前日に亡くなったシェリには、『誰からも愛してもらえるように』と願いを込めて、シェリと名付けました。ソラはシェリが亡くなった日に生まれたようなので、『シェリにお空から見守ってもらえますように』と願いを込めて、ソラと名付けました」
家に迎えてすぐ、不安になる出来事が
飼い主さん:
「担当医には『前足を切断する可能性もある』と言われていて。『もしシェリのときのようになったら…』と思うと、毎日不安でたまりませんでした」
「入院中、ソラはつらい治療を本当に頑張ってくれました。一時はどうなるかと思いましたが、治療の甲斐もあって前足を切断することなく回復。見事に復活してくれて、家族で大喜びしたことを覚えています」

ソラくんが幸せを運んできてくれた
病気で不安な時期もあったソラくんをそばで見守ってきた飼い主さんは、ソラくんに対してこのように思いを語っていました。
「元気に走ったり楽しそうに遊んでいたり。ソラは、病気を抱えていた時期があったことを忘れさせてくれるほどの成長ぶりを見せてくれています。
私も父も母も、みんなソラが大好きです。これからもソラの幸せを一番に考えて、毎日を大切に過ごしていきたいと思います」
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