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事故で耳が遠くなった元野良猫。その独特すぎるご飯アピールとは…!?【連載】交通事故にあった猫を拾いました#73

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

耳があまり聞こえていないたまちゃんは声が大きい!

詳しくはわかっていないのですが、交通事故以降、たまちゃんの耳は音が聞こえづらくなったようです。
私が名前を呼んでも、手を叩いてみても無反応。

そんなたまちゃんですが、ご飯タイムの自己アピールが凄いのです。
大声で後ろからずっとつきまといます。

それはそれで可愛いのですが、こう邪魔されてはご飯の用意が遅くなってしまうわけで。
つまりね、逆効果なのですよぉぉぉ。たまちゃぁぁん!!

おかーさんも怒る時は怒るんだよ!

耳があまり聞こえていないであろう猫様に、
日本語で説得を試みる、おかーさん。
凶暴猫様、たまちゃん…果たして一体どうでる…!?

かっ、かわいすぎるんですけどぉぉぉ!!

おかーさんにパンチするわけでもなく、
なんと上目遣いで、小さな声でひと鳴き…

『なぁん』

何その可愛い返事と、上目遣いは…
いやいやいやいや、惚れてまうやろぉぉぉ!!!

おかーさんが悪かった!今すぐ用意するからね!!

大声のアピールよりも、強力な猫パンチよりも
たった一回の小さなひと鳴きの威力を知りました。

飼い主の下僕化は進んでいくのでした!喜んで!!

わかればええんよ。わかれば。

真横で犬に吠えられても、びくともしないタフガイ。
俺様のことやで。

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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