「愛おしくて不思議な存在」だという23才の長寿猫　長年連れ添い生まれた飼い主と愛猫の「阿吽の呼吸」

みなさんにとって、愛猫はどのような存在ですか？

見つめるモカさん — 「親友でもあり、妹でもあり、親のようでもある、愛おしくて不思議な存在。」

今回紹介するのは、Twitterユーザー@catmocha200116さんのエピソード。飼い主さんの愛猫・モカさんは、23才（取材当時）のご長寿猫。23才とは思えないほど、若々しくてキリッとした姿が印象的です。

そんなモカさんは、飼い主さんにとって「親友でもあり、妹でもあり、親のようでもある、愛おしくて不思議な存在」だといいます。

飼い主さんはどのような思いでTwitterに投稿していたのか、お話を聞きました。

23年間共に過ごしていることを、改めて考えていた

あの日、モカさんと23年間共に過ごしていることを改めて考えていたという飼い主さん。「なんとなくお互いの考えていることがわかったり、阿吽の呼吸みたいなものが生まれているような気がしてツイートしました」と、Twitterに投稿した経緯を話します。

飼い主さん：
「たとえば、モカさんの挙動でなにを求めているのかが予測できたり、私が疲れているときはモカさんが察して近くにいてくれたり。

かといって、お互い干渉はしすぎないんです。そんな丁度いい距離感が心地よく、『長年連れ添ったパートナーがいる方は、こういう気持ちなのかな？』と思ったりもしました」

「頑固な部分が出てきて愛おしい」

若い頃はおもちゃで遊んだりする、活発なコだったというモカさん。シニアになってからは寝ていることが多くなり、のんびりとした時間が流れているそうです。

また、年を重ねるにつれて、わがままなところや頑固な部分が出てきたのだとか。そんなモカさんについて、飼い主さんは「今は若い頃とは別の可愛さがあり、愛おしい」と話します。

飼い主さん：
「モカさんは私のベッドを独り占めしたいとき、真ん中に寝そべったまま石のように動きません。私が空いている隙間に入ろうとするもんなら、『ちょっと、ここはあたしのベッドよ〜！』と言わんばかりに鳴いて怒られます（笑）

でも、モカさんのそんなところがとても愛おしいです」

モカさんへの思い

モカさんと穏やかな日々を過ごしている飼い主さん。最後に、モカさんへの思いをこう話していました。

飼い主さん：
「一緒にいる日々が長くなると、まるで自分の体の一部になったかのような気持ちになることがあります。モカさんと過ごす『当たり前のようで尊い時間』を噛み締めたいです」

いつも愛猫が見守ってくれている——そう思うと、なんだか安心できますよね。今回紹介するのは、Twitterユーザーの@catmocha200116さんのエピソード。飼い主さんは眠りが浅いときがときどきあるそうで、この日も夜中に目覚めてしまったそう。起きてふと隣を見ると、愛猫・モカさん（取材当時22才）がまっすぐな瞳で飼い主さんのことを見つめていたのだそうです。当時の様子について、飼い主さんに話を聞きました。

写真提供・取材協力／Twitter（@catmocha200116さん）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ