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抱きつきたい。でも確実に嫌がられる夏【連載】交通事故にあった猫を拾いました#265

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

夏の風物詩といえば…??

夏祭りに花火。風鈴、スイカ、かき氷。
皆さんは「夏の風物詩」と聞いて、何を思い浮かべますか?

ちなみに、おかーさんは夏が大嫌いです。(いきなりの急降下)
理由はシンプル。暑さが苦手。
九州生まれ九州育ちにも関わらず、毎年夏になると、いつにも増して引きこもりを極めています。

……だが、しかし。
そんなおかーさんでも、唯一、「夏最高オオオ!!!」と魂の底から叫びたくなる瞬間があります。

猫好きの皆さんなら、もうお分かりですね?
そう。それはズバリ——猫が「液体」になる瞬間です!!!

家中に落ちている、もふもふの液体

寒い季節は、みんなでぎゅっと丸まっている猫様たち。それが暑くなると、各々フローリングで溶け始めます。

廊下。
キッチン。
リビング。
階段……。

家中のあらゆる場所に、限界まで伸びきった“もふもふの液体”が落ちているのです。
もう、その光景が愛おしすぎて……!!!!

そしておかーさんは、ある“恐ろしい衝動”を抑えることになります。
お互い暑苦しいのは百も承知。
でも......今すぐ、その伸びきった体を抱きしめたいいい!!!

「この猛暑の中でもふもふに抱きつくなんて正気か?」と思いますよね。わかります。
でも、理性を狂わせるのが夏の魔力。

可愛すぎるものを前にすると、いてもたってもいられなくなるこの衝動。
どうやら巷では『キュートアグレッション』と呼ぶらしいですよ、皆さん!

誘惑に負けたおかーさん。
床に伸びている猫様へ、そーーーっと忍び寄り、「たまちゃん……ちょっとだけ……」と抱きつこうとした、その瞬間。

理性 VS 本能

無言で肉球をおかーさんの顔面に突っ張り、全力拒否するたまちゃん。

…知ってた。知ってたよ。
暑い日に人間がくっついていくなんて、嫌がらせ以外の何物でもないよね。

それにしても、どうして伸びている猫って、あんなにも吸い寄せられる魅力があるのでしょう。
誰かこの現象を科学的に証明して、堂々と抱きしめられる免罪符をください。

たまちゃん本日の一言

暑苦しいねん!!

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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