猫が好き
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先代猫を亡くした悲しみのなか、2日間鳴き続けた子猫を保護→13才の今、飼い主さんにべったり寄り添う存在に
2日間鳴き続けていた小さな子猫を保護
出会いは2013年6月のある夜、外から猫の鳴き声が聞こえたことから始まります。家族でマンションの周りを探したものの、その日は見つけられませんでした。
ところが翌日の夜、娘さんがふと外を見ると、駐車場を歩く子猫の姿が見えたのだとか。
こうして保護したのが、ミーコくん。飼い主さんは、運命を感じたと話しています。
「今まで家の外から猫の声が聞こえたことがなかったのに、ミーコは2日間、家の近くで鳴き続けていました。
当時は、先代猫のココアが17才で旅立って2カ月も経たないころ。家族の悲しみがまだ癒えきっていないなかだったので、たまたまではなく『うちに来てくれた』としか思えませんでした。
『先代猫のココアが連れてきてくれたのかも』と運命を感じ、『このコを今保護しなければ』と強く思ったことを覚えています」
13才になったミーコくん 体は大きくなっても「赤ん坊みたい」
ミーコくんは、やんちゃで元気いっぱい。走り回ることが大好きで、飼い主さんには甘えん坊な一面を見せるそうです。
「ゴハンを催促してキッチン前で準備してるのをずっと待ち続けていたくせに、ゴハンを入れた器をいつもの食事場所に置いてあげると、“プイッ”と別の方向へ行ってしまいます。わざと遠くへ行って、私の気を引こうとするんです。
食事場所から呼んでもなかなかやってこず、我慢比べのようにようやく近づいてくるか、私が抱っこして連れて行くかのどちらかが多いです。なので、私の中ではほんとに赤ん坊のようなものです」
タケちゃんとの別れを経て見られた、ミーコくんの変化
仲良し兄弟としてともに暮らしていましたが、2023年9月、タケちゃんは病気のため亡くなったそうです。
「ミーコは家族の中で私のことが一番好きで、いつも甘えてべったりしています。そんなミーコも、タケちゃんが発病して私がお世話をしている期間はそれほど甘えてこず、一歩引いて見守っていました。
タケちゃんがお空へ旅立ったあとに、押さえつけていた感情の反動なのか、以前にも増して甘えん坊になったんです」
ゴハンを催促する姿も見られるようになり、飼い主さんは「食いしん坊だったタケちゃんの思いが少し乗り移ったかのよう」だと感じているといいます。
ミーコくんとの暮らしすべてに幸せを感じる毎日
「なくてはならない存在」だというミーコくんへ、こんな思いを聞かせてくれました。
「ミーコが私の胸の上で寝ていて、私が“ふぅー”とため息のような深呼吸すると、ミーコも同じように“ふぅー”とため息をつきます。それを聞くと、『このコとはほんとに気持ちが繋がっているのだな』と感じます。
タケちゃんを亡くして3年近く経とうとしていますが、いまだにタケちゃんを病気から救えなかった悲しみ、自責の念があります。
今までにない最大のつらい別れを経験し、これから先のミーコとの時間は、たとえ何もしなくても、ただ膝に乗せている時間でさえ、その1分でも1秒でも大切だと強く思うようになりました」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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