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先代猫を亡くした悲しみのなか、2日間鳴き続けた子猫を保護→13才の今、飼い主さんにべったり寄り添う存在に

マンションの駐車場で、2日間鳴き続けていた小さな子猫。13才になった今も、飼い主さんにべったりと甘える、なくてはならない存在です。

2日間鳴き続けていた小さな子猫を保護

保護翌日に撮影したミーコくん
保護翌日に撮影したミーコくん。
@MIKO_TAKETSURU
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@MIKO_TAKETSURUさんの愛猫・ミーコくん(撮影時、生後推定2カ月)。ミーコくんは、飼い主さんが保護したコでした。

出会いは2013年6月のある夜、外から猫の鳴き声が聞こえたことから始まります。家族でマンションの周りを探したものの、その日は見つけられませんでした。

ところが翌日の夜、娘さんがふと外を見ると、駐車場を歩く子猫の姿が見えたのだとか。
保護初日の夜に撮影したミーコくん
保護初日の夜に撮影したミーコくん。
@MIKO_TAKETSURU
飼い主さんたちが近づくと、子猫は停めてあった車のタイヤから車体へよじ登り、隠れてしまったそう。しかし、飼い主さんが手を差し入れると、すんなり捕まえることができたといいます。

こうして保護したのが、ミーコくん。飼い主さんは、運命を感じたと話しています。
飼い主さん:
「今まで家の外から猫の声が聞こえたことがなかったのに、ミーコは2日間、家の近くで鳴き続けていました。

当時は、先代猫のココアが17才で旅立って2カ月も経たないころ。家族の悲しみがまだ癒えきっていないなかだったので、たまたまではなく『うちに来てくれた』としか思えませんでした。

『先代猫のココアが連れてきてくれたのかも』と運命を感じ、『このコを今保護しなければ』と強く思ったことを覚えています」

13才になったミーコくん 体は大きくなっても「赤ん坊みたい」

見つめるミーコくん
現在のミーコくんがこちら。
@MIKO_TAKETSURU
保護当時は小さかったミーコくんも、現在は13才になりました。「あっという間に大きく育っていきました」と、飼い主さんは話します。

ミーコくんは、やんちゃで元気いっぱい。走り回ることが大好きで、飼い主さんには甘えん坊な一面を見せるそうです。
飼い主さん:
「ゴハンを催促してキッチン前で準備してるのをずっと待ち続けていたくせに、ゴハンを入れた器をいつもの食事場所に置いてあげると、“プイッ”と別の方向へ行ってしまいます。わざと遠くへ行って、私の気を引こうとするんです。

食事場所から呼んでもなかなかやってこず、我慢比べのようにようやく近づいてくるか、私が抱っこして連れて行くかのどちらかが多いです。なので、私の中ではほんとに赤ん坊のようなものです」

タケちゃんとの別れを経て見られた、ミーコくんの変化

ミーコくんとタケちゃん
ミーコくんと、2023年に旅立ったタケちゃん。
@MIKO_TAKETSURU
ミーコくんをお迎えした2年後の2015年3月、飼い主さん家族は黒猫の竹鶴くん(愛称:タケちゃん)も迎え入れました。タケちゃんはミーコくんより1才年下で、おっとりした優しい性格のコ。ミーコくんのよき遊び相手になり、2匹は追いかけっこやケンカをよくしていたのだとか。

仲良し兄弟としてともに暮らしていましたが、2023年9月、タケちゃんは病気のため亡くなったそうです。
くっつく2匹
2匹の仲良しぶりがわかる思い出の一枚。
@MIKO_TAKETSURU
タケちゃんの闘病中から亡くなったあとにかけて、ミーコくんには印象的な変化が見られたといいます。
飼い主さん:
「ミーコは家族の中で私のことが一番好きで、いつも甘えてべったりしています。そんなミーコも、タケちゃんが発病して私がお世話をしている期間はそれほど甘えてこず、一歩引いて見守っていました。

タケちゃんがお空へ旅立ったあとに、押さえつけていた感情の反動なのか、以前にも増して甘えん坊になったんです」
甘えるミーコくん
甘えるミーコくん。
@MIKO_TAKETSURU
ほかにも、ミーコくんはもともと食への執着が薄いタイプだったそうですが、タケちゃんとお別れしてから、よく食べるようになったそう。

ゴハンを催促する姿も見られるようになり、飼い主さんは「食いしん坊だったタケちゃんの思いが少し乗り移ったかのよう」だと感じているといいます。

ミーコくんとの暮らしすべてに幸せを感じる毎日

まったりするミーコくん
まったりするミーコくん。
@MIKO_TAKETSURU
ミーコくんと過ごして13年。膝に乗ってきたり、呼ぶとやってきたり。仕事部屋のドアの外から呼んで“お仕事阻止”をしてきたり——。そんな暮らしのすべてに、飼い主さんは幸せを感じているそうです。

「なくてはならない存在」だというミーコくんへ、こんな思いを聞かせてくれました。
飼い主さん:
「ミーコが私の胸の上で寝ていて、私が“ふぅー”とため息のような深呼吸すると、ミーコも同じように“ふぅー”とため息をつきます。それを聞くと、『このコとはほんとに気持ちが繋がっているのだな』と感じます。

タケちゃんを亡くして3年近く経とうとしていますが、いまだにタケちゃんを病気から救えなかった悲しみ、自責の念があります。

今までにない最大のつらい別れを経験し、これから先のミーコとの時間は、たとえ何もしなくても、ただ膝に乗せている時間でさえ、その1分でも1秒でも大切だと強く思うようになりました」
写真提供・取材協力/@MIKO_TAKETSURUさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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