猫が好き
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実家で保護した警戒心が強い猫と2年前に家族に 関係性に不安もあったけれど、今では「最高のパートナー」に
スヤスヤと気持ちよさそうに眠っているように見えるちょびちゃんですが、投稿によると「これ、寝てません。イタズラ後の寝たふりってやつ」とのこと。
愛らしい姿を見せていたちょびちゃんについて、飼い主さんは次のように話しています。
「写真は、実家で飼い始めたちょびとお盆の帰省時に初対面したときに撮影したものです。私は子どものころから猫が大好きだったので、目の前にいるちょびの存在が夢のようで、帰省するのがさらに楽しみになりました。
ちょびと実際に触れ合ってみて、『猫ってこんなにも可愛いのか』と驚いたことを覚えています」
実家で暮らしていたちょびちゃんと2年前に家族に
「触ったりはできないけれど、野生の心を忘れていないちょびをカッコいいと思っていました。というより、そう思うようにしていました。
シャーシャー言われることについては、『これがちょびの挨拶方法なんだ』と、良いように受け止めるようにしたんです」
当時、「こんな関係で実家から引き取り、一緒に暮らしていけるのだろうか」「新幹線の移動は大丈夫なのだろうか」など、たくさんの不安を抱えていた飼い主さん。ちょびちゃんの受け入れができるまでの数週間は保護施設の方に預かってもらい、環境を整えてちょびちゃんとの暮らしをスタートさせたそうです。
それからおよそ2年が経過しますが、現在のちょびちゃんは飼い主さんとどのように過ごしているのでしょうか。
一緒に暮らして数日で、ちょびちゃんは飼い主さんの隣で寝てくれるように
「一緒に暮らし始めた次の日、私がおやつの『ちゅ〜る』をうまく絞り出せずにいたら、痺れを切らしたちょびにシャーと言われてしまい、『だってしょうがないやん、一緒にいるしかないねんから』と涙したこともありました。
でも、実家とは違い狭い部屋で過ごすことで、ちょびは数日で私にも慣れてくれて隣で寝てくれるまでになったんです。実家時代を思い返しても、ちょびとこんなに仲良く暮らせていることが驚きで、家族も喜んでくれていると思います」
ちょびちゃんは「最高のパートナー」に
昔と比べて飼い主さんへの愛情を感じられる瞬間もあるといいます。
「もともと警戒心が強いコなので、膝の上に乗るようなことはなくても、隣に来てくっついて寝てくれるだけで『甘えてくれてるのかな』と嬉しくなります。
可愛すぎて思わず抱きしめてしまうと、後ろ足で蹴られることがあるのですが、まったく爪を立てていないことに気づいたときに泣きそうになりました。昔のちょびなら、引っ掻いてきて血まみれです」
「別々に暮らしていた時間が長かったため距離のある関係でしたが、これからはもっと濃厚な時間を過ごしたいです。
私は仕事で日々忙しくしていましたが、仕事をセーブしてちょびと穏やかな日々を過ごしています。1日でも長くこの生活が続いてほしいと願っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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