溝にはまって鳴いていた子猫を保護→5年後、かくれてるつもりでカーテンからはみ出るお尻にクスッ

ほっこりするかくれんぼ姿が話題になりました。

写真の猫は、X（旧Twitter）ユーザー＠asagamatakuru__さんの愛猫・ぷうちゃんことぷりんちゃん（取材当時5才）です。この投稿には次のようなキャプションが添えられていました。

「かくれんぼがとてもじょうずで。私や長女が隠れると走って探しにきてくれて、おててでちょんと触ってくれるのだけど。『見つけるのじょうずだね～』といつも言うのだけど。隠れるの下手すぎ。」

飼い主さんがこの様子をSNSに投稿すると、フォロワーからは次のような反応が。

「頭隠して尻隠さずって猫界にもあるのね」「見つけられないようしっぽに力が入ったのか、楽し過ぎてしっぽをフリフリしていたのか、すっかり忘れてのんびりしていたのか」「何とか丸まって見つかりにくくしようという努力の跡は見えます。かわいい」

ほっこりとしたかくれんぼに約2.1万人が反応しました。（2025年8月12日時点）。

あんなに見つけてくれたのに！ぷうちゃんの行動にほっこり

当時の状況について飼い主さんにお話を伺いました。

飼い主さん：
「私と長女が隠れているのを何度も見つけにきてくれたあとで、ぷうちゃんが隠れていたときの写真がこれです」

隠れ切れていない姿を見たとき、飼い主さんはこう思ったそうです。

飼い主さん：
「『かわいい。お尻が出ているのに隠れている気で満々だ！』と長女とこそこそ話していました（笑）」

元保護猫だったぷうちゃんとの出会い

ぷうちゃんは元保護猫。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。

飼い主さん：
「生まれたばかりのぷうちゃんが実家の庭の崖から落ちて溝にはまって鳴いていたところを、母が見つけました。病院に連れて行き実家でお世話をしていましたが、当時は母も働いていたので、仕事の合間に私が手伝いに行っていました」

そして、実家に犬がいたことから、ぷうちゃんは飼い主さんの家で引き取ることになったのだとか。一緒に生まれたほかの子猫たちについても、親猫が帰ってこなかったので保護猫団体の人に相談をしたそうです。

とくに思い出に残っていることは、ぷうちゃんの優しさ

ぷうちゃんを迎え入れてから現在までの思い出を伺うと、次のように教えてくださいました。

飼い主さん：
「野生味が強いので、おっとりしてかわいい飼い猫のイメージからはかけ離れているかもしれないです。ですが、優しいところがあり、夫婦で少しだけケンカになったときは私のところに走ってきてくれます。膝に乗ったり、ちょんちょんと右前足で触ってくれたりするので、ぷうちゃんに『大丈夫？』と心配されているような気がします。
私が出かけると、いつも玄関で待っていると長女が教えてくれました。トイレやお風呂へ行くと、いつもドアの前にいます」