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お迎え初日、思い出が詰まった爪とぎに乗っていた小さな保護子猫→3才の現在、家族の“次女”としてのびのび成長!

保護猫だったおそのさんは、生後1カ月半のころに飼い主さんの家族として迎えられました。こちらの写真は、お迎え初日に撮った一枚。保護施設にいたころに使っていたという爪とぎの上に乗り、どこか安心したような表情を見せています。

保護猫の里親募集サイトを見ていたときに、家族全員が「このコに会いたい!」

たくさんの猫がいる中で、おそのさんを見たときに「このコに会いたい!」と家族全員の思いが一致。その後、正式に家族として迎えることとなりました。
保護施設から持ってきた、思い出の爪とぎ

それでも、新しい環境に馴染むのはそう簡単なことではありません。お迎え初日に爪とぎに乗っていたおそのさんですが、この爪とぎはおそのさんにとって特別なものだったようです。
飼い主さん:
「爪とぎは、保護施設にいるときから使っていたものです。母猫や姉妹猫と一緒に過ごした場所の匂いがついたこの爪とぎは、おそのさんにとってやはり特別安心できるもののようでした。
母猫と離れがたい時期に我が家にやって来てくれた、おそのさん。爪とぎのそばにいるおそのさんの姿を見て、『おそのさんが寂しさを感じないよう、家族の一員として精一杯慈しもう』と強く感じました」
おそのさんは「とても人懐っこいコ」

そんな甘えん坊な一面もある、おそのさん。飼い主さんは夜眠るときのおそのさんの行動を見て、驚いたことがあるといいます。
飼い主さん:
「おそのさんは毎晩私の寝室で一緒に眠っています。私が寝室へ向かうと必ず急いでついてきて、まず私の足の間に収まってなでられ待ちをしています。しっかりとなでてもらってから、自分の猫ベッドへ移動して眠るというのがルーティンです。
夜中、甘えたくなると再び私の布団に潜り込みに来て、満足したらまた猫ベッドへ。ときどき部屋を出ているようですが、朝まで一緒にいることがほとんどです。朝も、私が寝室から出るのを見計らってついてきます。
お迎えする前まで『猫は夜、元気に走り回る』というイメージがあったので、猫というよりも人のような夜の過ごした方だなと感心してしまいます」
見た目にも、こんな変化が!

おそのさんは生まれたばかりのころから、鼻の一部に「小さい黒い模様」がありました。成長した今ではその模様が鼻全体に広がり、「真っ黒な鼻」になったようです。

飼い主さんは子猫のころの写真を見返しては、「そうそう、まめちゃんのお鼻のときもあったんだ」と懐かしく感じつつも、「どちらのお鼻も大好き」と愛おしい気持ちになるようです。
おそのさんへの思い

飼い主さん:
「生まれて1カ月ほどで母猫・姉妹猫と離れてしまったおそのさん。寂しい思いをしていないか、母猫や姉妹猫が与えるような愛情を与えられているか……。そんなことを毎日のように考えます。
言葉が通じないとわかっていても、毎日何度も『大好きだよ』と声をかけながら、おそのさんをなでています。すると、おそのさんは気持ち良さそうな落ち着いた表情をしてくれるので、少しは伝わってるかなと思っています。
おそのさんは、我が家の“次女”で大切な家族の一員です。これからものびのびと元気に、少しでも長く一緒に過ごせることが私の一番の願いです」
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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