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保護猫を譲渡会でお迎え…初めて猫と暮らす飼い主さんが得た愛と幸せな日々 「私を選んでくれてありがとう」
ボタンくん、イチョウくんと飼い主さんの出会いから現在の様子について詳しいお話を伺いました。
譲渡会で“きょうだい”一緒にお迎えすることを決意。お迎え後、うれしかったことは?
飼い主さん:
「譲渡会のスタッフさんらとお話をする中で、『2匹一緒にお迎えすると、飼い主さんが外出ときも猫たちが寂しがることがないだろう』と教えてもらいました。そのあと、猫たちと触れ合ったとき、最初は私のことを警戒していたボタンくんとイチョウくんが、少しずつ私に近づき、上着や鞄の中に入ろうとしてきたのです。その様子を目にしたとき、『このコたちを一緒に迎えたい』という気持ちに。熟慮の末、一緒に迎えることを決めました」
飼い主さんにとって、猫と暮らすことは初めての経験でした。ボタンくんとイチョウくんとの暮らしを始めた飼い主さんには、いろいろと戸惑うことがあったといいます。
飼い主さん:
「特に苦労したのは、ごはんの与え方でした。いろいろと調べた結果、良いとされる与え方を試してみたのですが、2匹は思うように食べてくれません。そこで譲渡会の方などに相談したところ、2匹にとって慣れやすいごはんの与え方を教えてもらい解決することができました。今では、その方法でごはんを食べてくれるように。このことから、猫それぞれに特徴があるのだということを学びました」
一方、ボタンくんとイチョウくんとの生活をスタートしてから、もちろん、うれしかったこともありました。飼い主さんにとって、それはどのようなことだったのでしょうか?
飼い主さん:
「初めて、のどをゴロゴロと鳴らす音をを聞いたときはうれしかったです。猫が幸せなときにのどを鳴らすことは知っていましたが、実際に耳にしたのはそのときが初めて。一瞬、『何の音だろう?』と戸惑いましたが、『これがあのゴロゴロ音なんだ!』とわかったときは、とても心が温かくなったのを覚えています」
ボタンくんとイチョウくんへ。「私を選んでくれてありがとう」
飼い主さん:
「当初は、2匹とも一部屋ずつ恐々とした様子で探検していましたが、今では元気に家中を走り回っています。また、トイレをする前に鳴いて知らせてくれるようになったり、私が帰宅するとドアの前でお出迎えしてくれるようになったり……。日々、その成長ぶりに驚かされています。そのような姿を見ると、2匹一緒にお迎えし、おうちに慣れてくれて良かったと感じます」
また、イチョウくんとボタンくんは、それぞれ個性豊か! そんな愛らしい2匹に、飼い主さんはメロメロのようです。
飼い主さん:
「イチョウくんはクールな性格ですが、おやつには目がありません。手からおやつをあげようとすると、勢いあまって手ごとガブリとすることも。一方、ボタンくんは甘えん坊。私がおうちで仕事をしていると、よく『遊んで!』とアピールするように鳴いて催促します。仕事中ながら、その愛らしさに負けてしまうこともしばしば。2匹ともそれぞれチャーミングで、その違いもまた愛おしいです」
イチョウくんとボタンくんへどのようなことを伝えたいですかという問いに対して、飼い主さんは心のこもったメッセージを寄せてくれました。
飼い主さん:
「家族であり、宝物の様な存在です。ボタンくんとイチョウくんをお迎えしてから、私の生活はとてもにぎやかになりました。譲渡会で出会ったとき、私を選んでくれて『ありがとう』と伝えたいです」
写真提供・取材協力/@kirushu2さん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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