V系バンドマンが生まれたての子猫の「排泄サポート」に挑戦！

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【第4回】V系バンドマンとやんちゃネコの育"子猫"奮闘記　

『れんコテ』 — （ここ最近の煉さんが虎徹くんにしているお世話とは…？）©柴田亜美・煉＆虎徹／ホーム社

子猫・虎徹くんのお世話に日々奮闘する、ヴィジュアル系ロックバンドのドラマー・煉（れん）さん。虎徹くんへのミルクやりで、寝不足の日々が続き……

疲労がすごい…！

でも、子猫のお世話はほかにも大切なことがあるのです。それは、「排泄のサポート」。

子猫のときは自力でオシッコとウンチができないので、補助してあげる必要があるのです。その適切な方法を、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します♪

【解説1】子猫の排尿・排便を補助するときのコツ

母猫と一緒にいれば、3週齢ぐらいまでは母猫が子猫のお尻を舐めて排泄させます。

人が代わりにしてあげる場合は、ぬるま湯で湿らせたガーゼなどで、陰部（オシッコの出口）や肛門の周りを軽く刺激してあげてください。

一般的に、生後3週齢くらいから自分で排泄できるようになりますので、それまでは飼い主さんがサポートしてあげましょう。

もしウンチの出が悪いときは…

もしも子猫のウンチの出が悪いときは、ミルクを飲ませたあとでもう一度試してみましょう。ミルクを飲むと腸の動きが活発になり、排便しやすくなることもあります。

また、湿らせたガーゼが冷たくなってしまうと、排尿・排便がしにくくなることも。確認しながらやってあげるようにしましょう。

【解説2】子猫の性別を見分けるときのポイント

続いて、子猫の性別を見分けるポイントについても見ていきましょう。

オスは正常であれば1カ月齢を過ぎるころに、睾丸が陰嚢内におりてきます。その前に判別するには、肛門と陰部（オシッコの出口）の距離で判別します。

・肛門と陰部の間が短いのがメス
・肛門と陰部の距離が長いのがオス

オスの距離が長いのは、肛門と陰部の間に睾丸がおりてくるため。自分で見てもわからない場合や、早めに判別したいときは、病院で診てもらいましょう。

煉さん、子猫を「虎徹」と命名

子猫はのちに性別がオスとわかり、煉さんは虎のようにたくましく育ってほしいと「虎徹」と命名！

するのですが……

せっかく名前をつけるも、「コタロー」と言い間違えてしまう煉さんなのでした（笑）

やはり連日の授乳がじわじわ体力と思考力を奪っているようですね……。

煉さんの献身的なお世話で、これから虎徹くんはどんなコに成長していくのか！？　次回もお楽しみに♪

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著者プロフィール

柴田亜美
長崎県出身。漫画家として活動しながら「美容家」「プロレスマニア」としての一面も持つ。保護犬の預かりボランティア活動も行う。主な著書に『自由人HERO』『南国少年パプワくん』『ドキばぐ』など。
柴田亜美公式サイト「かげろうの墓」⇒ http://papuwa.com/

煉＆虎徹
秋田県出身。ヴィジュアル系ロックバンドのドラマーで、元「THE BLACK SWAN」煉、
現在は「DADAROMA」諒平の名で活躍中。2015年8月に庭で生後間もない子猫を保護し、
虎徹と命名して育猫生活をスタート。TV番組に虎徹と煉パパとして出演し話題に。
「THE BLACK SWAN」「れんコテ」「煉と虎徹」に関するものは煉名義にて情報発信中。
煉公式ツイッター⇒ https://twitter.com/TBS_LenOfficial