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愛猫の留守番"あるある"? 帰宅時に目の当たりにする光景の意味
外出から帰宅すると、「愛猫がダッシュで迎えにきた」「部屋が荒らされていた」という経験をおもちの飼い主さんも多いはず。飼い主さんにとって"あるある"ともいえる光景ですが、愛猫は一体どんな気持ちなのでしょうか?
帰宅すると愛猫が迎えにくる

「ねこのきもち」アプリで実施した「愛猫との生活に関するアンケート【Vol.42】」によると、飼い主さんの85%が帰宅時に愛猫がお出迎えしてくれると回答しています。
猫が帰宅時にお出迎えしてくれるのは、留守番中に寂しさを感じていたから。とくに留守番時間が長い場合は、飼い主さんに会えることがうれしくて、つい出迎えてしまう猫が多いようです。
ただ、単純にトイレやフードに不満があって訴えにきている場合もあるので、その辺は見極めが必要でしょう。
帰宅後に遠目で見てくる

先ほどの迎えにくるパターンとは逆に、遠目から見ている猫もいます。
まだ留守番に慣れていないうちは、飼い主さんが帰宅する時間を把握できていないため、知らない人がきたと思って警戒することがあるようです。また、留守番慣れしている猫でも、甘えん坊な性格の場合は、「遅い!」とすねてしまうことも。
どちらにしても飼い主さんを警戒しているわけではないので、ご安心ください。
イタズラをしている

そもそも猫がイタズラをするのは、「飼い主さんにかまって欲しい」という気持ちのあらわれであることが多いです。そのため、人がいるときにこそイタズラをしたがり、人がいないタイミングでイタズラをする猫は少ないでしょう。
もし、帰宅時に愛猫がイタズラをしているところを発見したのなら、それは飼い主さんがいないタイミングを見計らっているわけではありません。遊んでいたら偶然そういう結果になってしまっただけでしょう。
部屋をぐちゃぐちゃにする

猫が部屋をぐちゃぐちゃにするのは、ストレスのあらわれであることが多いです。そのため、留守番の寂しさやイライラから、八つ当たりしている可能性も十分に考えられます。
この場合、自由に行き来できる場所を増やすと、ストレスが軽減されることが。また、フードやトイレに不満を持っている場合もあるので、行き来できる部屋を増やしても変わらないときは、フードやトイレを見直しましょう。
愛猫は、留守番中にいろんな思いを抱いています。帰宅したあとは、スキンシップやおやつのご褒美をあげて、愛猫の気持ちを満たしてあげましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年4月号『ちょっとの心がけで、絆はもっと強まる 留守番中の様子も公開!猫の留守番ビフォーアフターにすること』(監修:小動物診療所獣医師 徳留史子先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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