猫の耳がまるでイカ!?　「イカ耳」になってしまう理由とは

猫のさまざまなしぐさや状態をあらわす“ニャン語”。猫好きさんには、お馴染みの言葉も多いかもしれません。実は「イカ耳」もニャン語のひとつなんです！
今回は、ねこのきもちアプリに投稿された可愛いイカ耳の画像と、猫がイカ耳になる理由を紹介します。

猫の「イカ耳」ってどんな耳？

「イカ耳」とは、猫の耳がピンと張り、外向きになった状態のこと。イカ耳になっているときは耳が横に寝た状態のことが多いですが、上を向いている場合もあります。
このときのシルエットが「イカ」に似ているということから、イカ耳と呼ばれるようになったのだそう。ユニークな名称に、見た目の美しさがあいまって、とても印象的ですね。

イカ耳をする猫たちを紹介します！

それでは、ねこのきもちアプリに投稿されたイカ耳画像を見ていきましょう！
猫たちは、どんなときに、どんな気持ちでイカ耳をするのでしょうか？可愛らしい耳と、表情とのギャップにヒントが隠されています。

おやつを食べてイカ耳に！

まずは、キジトラのナナちゃん。投稿主さんによると、ちゅ～るを食べてなぜかイカ耳になってしまったそうです。前足をしっかり添えて、あじわう表情は真剣そのもの。大好きなおやつを、誰にも取られまいとしているのでしょうか……？

聞こえてきた声に反応して……

続いて、茶×白のロングヘアが魅力的なサスケちゃん。投稿主さん曰く、聞こえてきた声に反応してのイカ耳とのこと。「誰かいる……！？」と聴覚を研ぎ澄ましているようです。

お上品なイカ耳

こちらは、白猫のひめちゃん。先端までピシッと張った耳と、前足をきちんと揃えて頭を下げる姿は、まるで美しいお辞儀のよう。上品なたたずまいのイカ耳です。

じっと見つめながら……

最後は、ブリティッシュショートヘアのうに。ちゃん。ウクレレを見つめながらのイカ耳です。すごく集中して観察しているのでしょうか？耳をピンと張り、じっと見つめる姿には、気迫すら感じられます。

イカ耳になる理由は……？

見た目には愛くるしいイカ耳ですが、実は猫が警戒しているときのしぐさです。耳を外側に向けるのは、わずかな物音でもしっかり聞き取ろうとしているため。ピンと張った耳や表情からは緊張感も感じられ、ちょっとした臨戦態勢のようにも見えますね。
ストレスを感じてイライラしていたり、何か不満があったりして、不安な心理状態のときにイカ耳が発動するようです。