前足の動きが可愛い♡　猫が「ちょいちょい」「ばしばし」する理由

猫が前足を動かす姿はとても可愛らしいものですが、そのしぐさにはどんな気持ちが込められているのでしょうか。今回は、猫の前足の動きに注目し、「ちょいちょい」「ばしばし」するしぐさの意味を、可愛い画像とともに解説します。

猫はなぜ「ちょいちょい」するの？

猫が片方の前足を出して「ちょいちょい」するのは、警戒心をもっておらず、そのものに対して純粋な好奇心をもっているとき。わりと小さなもので、触っても危険はないとわかっているものが対象になるようです。好奇心から「ちょいちょい」を連続しておこなっているうちに、夢中で遊んでいることも。

反対に、大きなものなどに対して警戒しているときは、顔も体も後ろに引いた状態で、もっと大きな動作で叩いて引っ込めます。

猫はなぜ「ばしばし」するの？

猫の「ばしばし」は、通称「猫パンチ」といわれ、猫のケンカなどでよくみられる動作。体や頭を後ろに引いた状態で、前足でパンチをするのが特徴です。これは、相手に対して「ちょっと怖い」という気持ちが表れているため。引きぎみになった状態でとりあえず自分の身を守るためにパンチをしているのです。

また、得体の知れない大きなものに対しても、警戒心から「ばしばし」をすることが。強気の“攻撃”ではなく、恐怖心からきている“防御”なのです。