猫と暮らす
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猫のための「猫が喜ぶ曲」に、はたして猫は反応するのか!?
猫と音の関係は?
『ねこのきもち』2019年5月号の特集「ねこと音」によると、猫は音の好き嫌いを経験と本能でジャッジしているそう。
たとえば本能的な音では、動物の声などの高い音は“獲物”を想定させるので好き、逆に、掃除機や車の音など大きい音は“敵”を想定させるので嫌いなようです。
また、経験的な音では、おやつの袋を開ける音は好き、インターホンの音は“自分の縄張りに知らない人が入ってくる”ことへの恐怖から嫌いな猫が多いようです。
そんな“音”に敏感な猫たち。猫マスター 響介さんが作った「猫が喜ぶ曲」には、さて、どんな反応をするのでしょうか?
猫マスター 響介さんってどんな人?
猫と本気で追いかけっこがしたいがために家を買ってしまい、現在は7匹の猫たちと生活。ブログやSNSでも猫たちとの様子を日々発信し続け、「猫マスター」として知られています。
そんな響介さん、実は本業は作編曲家。音響心理学にも詳しく、今回は「猫に聴かせる猫のための曲」というテーマにもひかれて、「猫マスター」として作曲の依頼を受けることにしたそうです。
曲作りには響介さん家の猫ちゃんたちが協力!
猫のゴロゴロ音は、周波数的にもリラックス効果が期待できると言われています。
そのゴロゴロ音を提供したのが、響介さん家のリュックをはじめとする猫ちゃんたち。
収録は猫ちゃんたちがストレスを感じることがないよう、機材などに気を配り、時間も最低ラインを見極めて進められました。
その様子は響介さんの連載で紹介されているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
保護猫カフェ「ねこかつ 」で公開収録。曲を聴いた猫たちの反応は!?
収録に立ち会う猫ちゃんたちの数は、実に約40匹!!
番組ナビゲーターはアナウンサー・渡辺真理さん。まずはゲスト「ねこかつ」代表・梅田達也さんの、保護猫カフェを作った理由や猫の保護活動などについてのお話から番組がスタートしました。
そしていよいよ、オリジナル曲を猫たちに聴いてもらう時が…!
「breezy」は「そよ風の吹く」「陽気な」「爽やかな」などの意味がある言葉。「capricious」は「気まぐれな」「移り気な」という意味があるんだそう。
お披露目はまず「breezy」から。静かにゆっくりと心地よい音が広がり、その中に猫の声がかすかに流れ始めると…、なんと、それまで寝っ転がってくつろいでいた猫たちが、一斉に起き出してザワザワ!
猫ちゃんたち、ホントに興味を感じて聴いている様子です!!
「ザワつきましたが、警戒するなどの嫌な反応ではないですね。“ねこかつ”でもいつもいろいろな音楽を流していますが、こういう反応は初めて見ました」と言うのは梅田代表。
お二人とも猫ちゃんたちの反応は予想外だったようです。
もう1曲の「capricious」がかかると、一転、猫ちゃんたちは再びリラックスムードになってくつろぎ始めました。
さすが猫マスター 響介さん、しっかり猫たちを楽しませてくれたようです。
猫マスター 響介さんはどんな楽曲を作ったのか、そしてあなたのうちの猫たちはその曲にどんな反応を見せるのか、ぜひラジオのオンエアを聴いて検証してみてくださいね。
8月4日(日)午後8時~8時55分放送
放送局/TBSラジオ FM90.5/AM954
(インターネット「radiko.jp」でも聴けます)
ねこのきもちWeb編集室
ライター/かきの木のりみ
今回の曲を作ってくれた響介さんの連載も一緒に読んでみてくださいね。
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