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猫は1匹でも寂しくない!? “ぼっち猫”のメリット・デメリット

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猫を1匹で飼っている人は、多頭飼いと違い同居猫の関係に悩むことはないけれど、1匹飼いならではの悩みもあるようです。「寂しくないのかな」とつい気になってしまう飼い主さんへ、“ぼっち猫”のメリット・デメリットをご紹介します。

猫は1匹でも寂しくない!

口にフードがついている日本猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
まず大前提として、猫は“おひとり様”でも「寂しい」と感じることはありません。その理由は、猫は本来1匹で行動する生き物で、それが自然なことだから。ほかの猫が近くにいても、いなくても、不都合はないんです。

例外もあります!

長いあいだ、多頭飼いで過ごしてきた猫が1匹になってしまった場合は、不安になる可能性もあります。ただしその場合も、1匹で寂しいということではなく「いつもと違う」ことに不安を感じるようです。

ぼっち猫の生活や飼い主との関係は?

キジトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫を1匹で飼う上で、さまざまなメリット・デメリットがあります。「猫の生活」と「飼い主との関係」にわけて見てみましょう。

猫の生活について

猫の生活において、1匹で飼うメリットとしては
・気楽にマイペースで過ごせること
・食事や排泄、休息などにかかるストレスが少ないこと
上記2点が挙げられます。

同じ空間にいるほかの猫の存在は、少なからず緊張感をもたらすもの。相性が良ければ仲良く過ごすことができますが、そうでなければ大きなストレスの原因に……そうした緊張感にさらされないぼっち猫は、気楽に過ごせるのです。

いっぽう、デメリットとしては刺激が少なく退屈したり、遊びが足りずに運動不足になったりする可能性があることが挙げられます。

飼い主との関係について

飼い主さんとの関係性については、
・飼い主に甘えやすい
・猫の性格にもよるが、飼い主と親密になりやすい
というメリットが考えられます。

多頭飼いの場合、どうしても猫の生活は「ほかの猫との関係」が中心になりがちです。しかし1匹の場合は、飼い主さんとの関係が親密になりやすく、関わる機会も多い傾向があります。

また、健康管理がしやすいというメリットも。吐いたり下痢をしたりした際も、どの猫のものかわからないということがありません。異変に気づきやすく、療法食や薬なども与えやすいです。

いっぽうでデメリットとしては、人がかまいすぎてストレスになることや、ついおやつやフードを与えすぎて肥満になるなどが考えられます。また、飼い主さんと密着しすぎて分離不安になり、飼い主さんの姿が見えないだけで体調を崩す場合もあるようです。

猫が1匹でもハッピーに過ごせるように

お口を開けて寝てる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は1匹でも「寂しさ」を感じるわけではありません。飼い主さんがデメリットに気をつけながらきちんとお世話をしていれば、ちゃんとハッピーに過ごせます。愛猫の毎日が健やかであるように、1匹ならではのメリットを十分に活かしてかわいがってあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2015年7月号『「ぼっち」でも意外とハッピー!“おひとり猫”マニュアル 2匹目を迎えるタイミングも紹介!』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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