窓を開けても寒くない「秋」は、しっかりお掃除をするのに最適な季節。換気をしながら掃除を行うと効率もアップしますよ。
そこで今回は、秋に取り入れたい「スポットごとのお掃除方法」についてご紹介します。猫グッズのお掃除方法もご紹介するので、あわせて参考にしてみてくださいね。
「高いところ」のお掃除方法
具体的には、天井、カーテンレールの上、柱の上部など。お掃除の基本は「上から下」のため、天井からスタートしましょう。
【1】モップの柄を持ち、なでるように
モップを空気が流れる向き(一般的に窓側から反対側)に動かし、壁や柱のホコリを絡めとります。軽くなでるらいの力加減で行いましょう。
【2】ドアの上部をさっとなでる
ホコリがたまりがちな風下は、風が抜けるエリアで、トイレ付近であることが多いです。風下のドアの上部もさっとなでます。
【3】ドアの内側も上から下になでて
見落としがちな風下にあるドアの内側は、上から下に向かって、モップでなでるようにしてホコリを絡めとりましょう。
「窓のサッシ」のお掃除方法
窓のサッシはホコリや毛がたまりやすい場所。猫飼いさんはとくに意識したいスポットのひとつといえるでしょう。
【1】歯ブラシでこすり、掃除機で吸い込む
サッシを歯ブラシでこすり、浮かび上がった汚れを掃除機で吸い取っていきます。端まで行いましょう。
【2】ヘラをウエスで包む
ひと通り掃除機で汚れを吸い終わったら、ウエス(汚れを拭き取る布)を水でぬらし、ヘラの先端を包みます。
【3】包んだヘラで濡れ拭き
ヘラの先端を包んだウエスごと持ち、サッシをこすりながら端から端までぬれ拭きをしましょう。
「床」のお掃除方法
上から下へお掃除を進めていき、最後が床です! お掃除中に落ちたホコリや抜け毛、猫の吐きじみまでキレイにしましょう。
【1】掃除機を使ってジグザグに
掃除機を部屋の端からフローリングの目に沿ってジグザグに、床面を塗り潰すようにかけていきます。
【2】濡らしたクロスを使って一筆書きで
掃除機をかけたあと、クロスをぬらしてワイパーに取りつけます。掃除機同様に、部屋の端から一筆書きで床面を塗り潰すように拭きましょう。
「猫グッズ」のお掃除も忘れずに!
最後に、猫の生活にかかせない、猫グッズのお掃除方法について見ていきましょう。
猫ベッドのお掃除
猫ベッドをお掃除するときは、まず毛やホコリを掃除機で吸い込みましょう。
次に40℃くらいのお湯をたっぷりため、そこに酸素系漂白剤を適量(メーカーによって異なる)入れてさっとかき混ぜ、その中に猫ベッドを入れて押し洗いをします。洗い終えた猫ベッドは洗濯機で脱水し、天日干しでしっかり乾かしてください。
おもちゃのお掃除
おもちゃは基本的に消耗品ですが、じゃらしおもちゃの先端やプラスチックのものなどは、除菌スプレーを吹きかけたマイクロファイバークロスを使い、丁寧に汚れや菌などをふき取ってあげましょう。安全性のためにも、猫が口にしてもいい除菌スプレーを使うようにしてください。
ブラシのお掃除
猫の体に直接触れるブラシは、粘着テープを巻いたカードを使ってお掃除するのがおすすめ。
粘着テープを巻いたカードをブラシの毛の間に通します。この動きを端から少しずつ位置をズラしながら繰り返しましょう。ブラシ面のすべてを通し終えたら、除菌スプレーを吹きかけて終了です。
みなさんもこの機会に、家の中や猫グッズをキレイにしてみてはいかがでしょうか。
参考/「ねこのきもち」2017年10月号『専門家もおすすめしています。すっきり収納にもトライ!秋こそ念入りお掃除どき』(監修:掃除家 東いづみさん)
文/カガ美五葉
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。