猫と暮らす
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「名前を呼んだとき」の猫の反応で分かる猫のキモチ
猫の名前を呼んだときや猫と目が合ったとき、愛猫はどんな反応を見せますか?
実は、そのしぐさから、そのとき猫がどんな気持ちなのか知ることができます。
今回は、猫が「好意的なときの反応」から、「NGなときの反応」までご紹介します!
猫とのコミュニケーションの際に役立ててくださいね。
好反応!子猫気分でアピールしてくる
同じ部屋にいて、飼い主さんが猫の名前を呼んだり、ふと目が合ったりして猫に注目したときに、猫がしっぽを立てて近づいてくるようなら「気にかけてほしかったんだ」という好反応。また、甘えた声で鳴く場合もあるようです。
これらのしぐさは、すべて子猫が母猫に対して見せるしぐさと同じもの。
こういった反応をしてくれる場合は、飼い主さんに甘えたい気持ちでいるはずなので、猫の望むように相手をしてあげましょう。
やや良好!仲よしな相手へのあいさつ
飼い主さんが猫に注目したときに、姿勢を変えはしないものの、目を閉じたり細めたりするしぐさを見せる場合があります。これは先述した反応よりも、やや積極性に欠けるものの好意的な反応。
猫同士では相手の目をじっと見つめることは敵意を表すため、仲のよい相手に対しては目を閉じたり細めたりしてあいさつをするのです。これは人に対しても同じニュアンスをもつため、「仲よしのあなたがそこにいるのは知っているよ」という気持ちで、たとえるなら「よっ」「どうも」とあいさつをしているようなものです。
しっぽで反応する場合も
似たような意味をもつしぐさとして、飼い主さんの呼びかけに対して、しっぽを振る場合があります。返事をするように振ることで、「聞こえているよ」と合図しているのです。
なお、これらのしぐさは飼い主さんのリアクションを求めているわけではないので、そっとしておいてあげましょう。
今はNG!逃げたいと腰が引けている
飼い主さんが猫の名前を読んだり、注目したときに、こちらをジッと見ながら腰が引けている場合は、「怖い、逃げたい」というサインです。猫の苦手なお手入れをしようとしているときなどに見られることも多いでしょう。
信頼関係に影響してしまうことも考えられるため、機会を改めたほうがベター。
同じシチュエーションでも、猫の気分によって反応はさまざま。猫との信頼関係を積み上げるためにも、嫌がる行動は避けたいところです。猫が積極的に好意を示しているとき以外は、無理にコミュニケーションをとろうとせず、そっとしておいてあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2021年8月号『よくあるシーンの気持ちを解説 しぐさでわかる! 猫のGOOD or NOT』(監修:帝京科学大学講師 動物看護師 小野寺温先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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