猫と暮らす
UP DATE
飲む音、食べる音…信頼されている人しか聞けない音も。生活音から読み解く猫の生態
水を飲む音
猫は舌の先端だけを水面につけ、瞬時に水を引き上げてつくった水柱の先端を口の中に入れることで水を飲みます。
この舌の動きは1秒間に約4回という超高速。これにより、特徴的な水を飲む音が響きわたるのです。
ドライフードを食べる音
猫は肉食動物であるため、草食動物のように食べ物をすり潰しながら食べることはなく、奥歯である臼歯を使って割る程度。そのあとはほぼ丸呑みにしています。
布団にのってくる音
猫は本来、誰かのそばで寝たいと思わない動物です。しかしこの音がしたあとの猫の行動は、飼い主さんのそばで寝たりくつろいだりすることが多いでしょう。
そのため、この音はその本能を超えて奏でられるもの。この音を聞ける人ほど、猫に愛されているのかもしれませんね。
人をなめる音
猫の舌のザラザラの正体は、「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」というトゲのような突起で、生後3か月のころから約300個も生えるといわれています。
そのため、生後3か月以上の猫になめられると、このような特徴的な音になるのです。
参考/「ねこのきもち」2021年5月号「鳴く以外にも、こんなに生活音で奏でていました♪ 猫の音に、耳をすませば…」
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE