猫と暮らす
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しっぽで飼い主にタッチ、顔をスリスリ。猫のしぐさの理由と応え方とは?
猫同士でしっぽを絡ませ合うのはどうして?
じつは猫のしっぽは、あいさつ以外にも好きな気持ちを伝えたいときなどにも使われます。
しっぽの付け根の背中側には臭腺があり、ここを絡ませてニオイを交換することが親愛の印になるのです。
飼い主さんにしっぽをくっつけてきたら……?
そのため、このしぐさをしてきたら、しっぽの付け根の背中側にある臭腺を触って刺激してあげましょう。その延長で、親指と人差し指で輪っかを作り、しっぽの先に向かってスッとスライドさせてあげるのもおすすめ。しっぽを握らないように注意してくださいね。
猫同士で顔をこすりつけ合うのはなぜ?
猫の顔や体には、先述した臭腺の集まる部位が複数あります。そこを何かに付けることでフェロモンを放出するため、とくに臭腺が多く、こすりつけやすい顔で相手にスリスリし、好きな気持ちを伝えているのだとか。なかには頭突きのように、激しくゴッチンとしてくる猫も。
飼い主さんに顔をこすりつけてきたら……?
この場合、臭腺の集まる部位を刺激してあげると喜びます。指で頬やあご、耳のつけ根をカキカキしてみましょう。
また、飼い主さんの頭に、猫同士のようなスリスリやゴッチンをしたがる猫もいるため、その場合は頭を差し出してもいいでしょう。
参考/「ねこのきもち」2021年4月号「猫同士のコミュニケーションがお手本!」愛猫と気持ちを通わす"ネコメソッド"」
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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