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皮膚をつまむことでわかる!? 猫の『脱水症状』の見分け方|獣医師解説

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愛猫が具合が悪そうなとき、飼い主さんはいち早く気づいてあげたいですよね。

今回は猫の「脱水症状」について、ねこのきもち獣医師相談室の濵口美香先生が解説。猫が脱水しているときの症状や、脱水症状だと気づく方法なども紹介します。

猫が脱水症状になる原因は?

見つめる猫
getty

猫の脱水症状は、さまざまな原因で起こります。たとえば、熱中症、代謝性の疾患、アレルギー反応、中毒症状などのときに脱水になります。

猫はもともと水分をあまりとらないうえに、水分不足であることに鈍感です。飼い主さんは、常に水分不足にならないように気をつけてあげなければなりません。

子猫、シニア猫の脱水症状は危険なことも

くつろぐ猫
getty

脱水症状については、とくに子猫やシニア期の猫は注意が必要になります。

子猫の脱水

子猫のときにとくに注意したいのが、ウイルス性の風邪などによる消化器症状の下痢や嘔吐。

子猫は体が小さいので、急速に水分が失われ症状が悪化し、とても危険な状態に。脱水症状のほかにも、食欲廃絶による低血糖も心配です。動物病院を受診し、すぐに治療を受ける必要があります。

新しい猫を迎えたタイミングで体調を崩し、病院に連れてこられた子猫の場合、脱水症状を示していることがほとんどです。

シニア期の脱水

見つめる猫
getty

シニア期に入るころ、腎臓病の猫が増えてきます。腎臓が悪くなると、脱水症状が起きています。

猫の祖先は砂漠で生活していたので、もともと水分をあまりとりません。そのため、濃縮された尿を排泄するので、腎臓に負担をかけてしまうのです。

飼い主さんもできる! 猫の脱水症状の見分け方

猫と触れ合う人
getty

猫が脱水症状を起こしているかどうかの判断ですが、一番わかりやすいのは「皮膚をつまんでみること」です。

猫の首の後ろから背中にかけてつまんでみてください。脱水しているときは、つまんで手を放してもなかなか皮膚が元に戻りません。

また、口の中を見ると乾燥してよだれが粘っこく、歯茎を指で圧迫しても、なかなか赤色に戻らないなどの特徴が見てとれます。

猫が水を飲むためにできる工夫は?

水を飲む猫
getty

猫が日頃しっかり水を飲めているか、飼い主さんは意識をする必要があります。とくに子猫やシニア猫、腎不全のコであれば、より気をつけてあげたいですね。

猫に意識して水分をとらせるためには、水場を何カ所か作ったり、フードもウエットフードを上手に活用するなどしてあげましょう。

水分摂取をしてもらう工夫として、日頃から愛猫が好きな水温を見つけておくと良いでしょう。温水が好きなコ、氷が浮いているのを遊びながら飲むのが好きなコなど、飼い主さんも猫と一緒に楽しみながら日常的に対策してもらうこともおススメですよ。

また、水場を何カ所か作ったりすることも水分摂取を促すのに重要なことです。
猫たちは「飲もう」と思ったときに水場が無いと「やっぱりいいや」と諦めがちです。
飲みたいと思ったところに、身近にあるようにしてあげるのが大切です。
私たちもですが自販機を見ると「ちょっとなんか飲もうかな」となると思います。
猫たちにも「こんなところにお水が!」と楽しんでもらえるようにお家のいろいろな所に水場を用意してあげてくださいね。

腎不全の猫は療法食などに変更を

腎不全の猫の脱水症状については、病院で点滴を受けて水分不足を補う必要があります。それと同時に、フードも腎臓に負担のない療法食に変更しましょう。

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・濵口美香先生)
取材・文/Honoka
構成/ねこのきもちWeb編集室

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