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信頼関係がないと難しい? 猫が『添い寝』をしてくる心理|獣医師解説

猫がそばに来て、添い寝をしてくれたという経験はありますか? 思わず嬉しくなってしまう猫の添い寝ですが、どんな人に対してもするものではないようです。

この記事では、猫が添い寝をしてくる心理について、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

猫が添い寝をしてくる心理

添い寝するスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
本来、警戒心の強い猫はなるべく誰にも知られないような場所で寝るのですが、飼い主さんと一緒に寝たがるコもいます。そういう猫は甘えん坊で、かつ飼い主さんとの信頼関係が深いといえるでしょう。

猫が添い寝をしたがるのは、飼い主さんのそばで安心して眠りたいという心理が考えられます。添い寝してきたら優しく撫でてあげたり、声をかけてあげると喜ぶでしょう。

寒いときだけ添い寝したい猫も

寒い冬の時期だけ添い寝をしてくる猫は、あたたかい飼い主さんと一緒に寝たいという気持ちがあると考えられますね。

飼い主さんの足の間で眠るのが好きな猫の心理

添い寝するマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫によっては、飼い主さんの足の間で寝るのが安心できて好きなコもいるようです。

警戒心の強い猫は、信頼できる人にしか密着しません。足の間で寝るということは、体を密着させて、しかも無防備になるので、飼い主さんを信頼している証拠といえるでしょう。

飼い主さんの足の間で眠るのは「あまり構わないで」の意味も?

しかしながら、足の間は飼い主さんの顔や手からは少し離れている、と猫は思っているようです。つまり、「飼い主さんとは一緒にいたいけど、あまり構ってほしくない。静かに寝ていたい」と思っている可能性もありそうです。

より信頼度が高い猫の寝方3つ

眠るスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ちなみに、「飼い主さんへの信頼度がもっと高い」寝方があります。それは、以下の3つ。

寝るときに飼い主さんの顔の近くで寝る
 → 子猫が親猫にするように「寄り添って安心したい」「甘えたい」という気持ちが強い。

飼い主さんの布団の中に入って寝る
 → 警戒心が少なく、寄り添っていたい気持ちが強い。

お尻をそっとくっつけて寝る
 → 安心できる相手にしかお尻は向けない。

ぜひ覚えておいてくださいね。

「飼い主さんと一緒に寝たい!」の猫のサイン

眠るブリティッシュショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんと寝たがっている猫は、サインを発していることがあります。たとえば……
  • 飼い主さんをじーっと見つめる

  • 飼い主さんの後をトコトコとついて歩く

  • 飼い主さんに向かって鳴いてアピールする

このようなサインを見せることが多いようです。

猫と一緒に寝るときに飼い主さんが注意したいこと

眠るアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫と一緒に寝るときは、誤って踏んでしまってケガをさせないように注意してください。また、人も猫に気を遣いすぎて体が痛くなってしまったり、寝不足になってしまうこともあるので工夫をして寝るとよいでしょう。

もちろん、猫側もノミやダニの予防などをしっかりすることや、健康状態にも気をつけてあげましょうね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/nekomam
編集/ねこのきもちWeb編集室​
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