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「猫が急にいつものフードを食べなくなってしまった」考えられる2つの原因は|獣医師解説 

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猫がこれまで普通に食べていたフードを、急に食べなくなることもあるようです。このとき、どのような原因が考えられるのでしょうか?

今回、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説します。

猫がこれまで食べていたフードを食べなくなる原因は?

フードを見つめるスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

——猫がこれまで食べていたフードを食べなくなる原因として、どのようなことが考えられますか?

丸山先生:
「大まかに分けると、『飽きなどの精神的なもの』『病気』の2大別ではないかと考えられます。これらを見分ける際のポイントとして、日頃から愛猫の1日のフードの摂食量をきちんと知っておくことと、普段の体重を知っておくことが肝要かと思っています。

フードを食べなくなるといっても、完全絶食でなく2〜3日で食欲が復活するようであれば大きな問題はないかと思いますが、さらに食欲不振が長引いたり体重が減少するようであれば、病気などの原因追及になるでしょう」

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

——病気が原因で食べなくなる場合は、早めに気づいてあげたいですね。「飽き」の場合は、どのような原因が考えられるのでしょうか?

丸山先生:
「場合にもよりますが、頻繁にフードを替えたりすると飽きやすくなってしまったり、グルメになってしまったりします。また、愛猫がひどく嫌がっているのに強制的に食べさせたりするのも食べなくなる原因になるので、よろしくないかと思います」

——飽き以外の「精神的なもの」で食べなくなる場合とは、具体的にどのようなケースがありますか?

丸山先生:
環境面や衛生面などで気にしてしまう場合があります。環境面では、騒音がして食べにくい環境になっていないか、見直してあげるとよいでしょう。

衛生面では、ドライフードでもウェットフードでも常に出しっぱなしにしておくと、酸化したり腐敗してしまうことも。また、お皿が清潔かどうかを気にするコもいます。こうした理由で食べないのであれば、フードの与え方を見直してあげたほうがよいでしょう」

——フードを食べなくなってしまう原因には、さまざまあるのですね。

丸山先生:
「そうですね。なかには、いつものフードが知らないうちにリニューアルや成分変更などで別のものになっている場合もあるのですが、そうした変化を気にするようなデリケートな猫もいます。

愛猫がどのような理由で急にフードを食べなくなってしまうのか、飼い主さんはよく観察するようにしましょう」

愛猫がフードを食べなくなるとき、病気の可能性があるサインは?

フードを食べる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

——病気が原因でフードを食べないといったとき、飼い主さんはどのようなサインに気づいて対応してあげるとよいでしょうか?

丸山先生:
「たとえば、愛猫が食事をしたりするときには下記のことを見てあげるとよいでしょう。

  • 口が痛そうではないか
  • よだれがないか
  • 食べ物を口からポロポロ落としたりしていないか
  • 飲み込みにくくないか
  • 食べた後むせ込まないか

このほかにも…

  • 吐く、吐きそうにならないか
  • おならやげっぷが異常に多くないか
  • 軟便・下痢・便秘などがないか
  • すべての排泄物を含め出血などがないか

などを見てあげてほしいです。もしこうした症状が見られたら、動物病院を受診しましょう」

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ

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