猫と暮らす
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かわいいだけじゃない! 猫の「毛」には大切な役割があった
猫の毛にはさまざまな役割がある
たとえばお腹まわりの被毛には、急所である内臓を守るという大切な役割が。体温調節のために真ん中あたりは薄く、側面は紫外線から皮膚を守るために密集しているなど、部位によっても生え方に違いがあります。
また、猫の毛根から分泌される皮脂は、皮膚の乾燥を防ぎ、水に濡れにくくしてくれます。
なお、肉球の間の毛はやわらかい肉球をガードし、地面から伝わる熱や冷たさから猫を守ってくれますが、室内飼いの場合は床で滑ってしまうので、伸びすぎていたらカットしましょう。
猫には感覚毛「触毛」が生えている
感覚が鋭く、些細な空気の動きを感知したり、体より先に物に触れることで危険を回避したり、位置関係を適切に認識するのに役立ちます。
猫の毛質は猫種だけでなく毛色でも異なる
なお、ラグドールやペルシャなど白系の毛は舞い上がりやすく、部屋の上部に溜まりがちになります。一方で、短毛の硬い毛は衣類などに刺さりやすい傾向に。愛猫の毛質の特徴にあわせて、掃除方法を工夫するのがおすすめです。
参考/「ねこのきもち」2022年4月号「役割から構造、ケアまで まるっと!"猫毛"のすべて」
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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