猫と暮らす
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鳴いて助けを求めることも。猫がのぼって降りられなくなった「家の中の高い場所」は?
【調査】愛猫が家の中にある高い場所から、降りられなくなったことがある?
【体験談】猫が降りられなくなった、家の中の高い場所とは?
カーテンレールの上に…
- 「雷が鳴ってビックリして、カーテンレールの上に逃げた。抱っこして救出」
- 「カーテンレールの上に興味津々でのぼったが、どう降りたらいいのかウロウロしてるうちに踏み外してぶら下がってました。最後は人間が抱き下ろしました」
- 「カーテンをよじのぼってレールまで辿り着き、レールに乗ったはいいけど、我が家は天井も高く窓も大きい為降りられなくなった。私も手が届かないため、私の背中に飛び降りさせておろした」
冷蔵庫の上に…
- 「冷蔵庫の上に乗り、降りられなくて鳴いていたので、抱っこして下ろしました」
- 「シンクから冷蔵庫の上に飛び乗ったものの、案外遠かったのかなかなか降りれずに 手を出したり引っ込めたり。主人が近くに行ったら肩に手を伸ばし、肩に乗って無事着地。それ以来、肩経由で冷蔵庫に乗ってます」
- 「家に来てすぐのころ、設備点検のお兄さんにビビって冷蔵庫の上にのぼり、降りられなくなったことがあります。普段から抱っこできないコなので、キャリーに入るよう誘導し降ろしました」
棚、ケージ、キャットタワーなどの高いところに…
- 「足場の悪い所から本棚に飛び乗ったので、降りる時の足場がなくなり困ってました。しょうがないので本棚の前に立っていたら、肩に飛び降りてきました」
- 「キャットタワーの1番上から降りにくそうにしてました。抱っこして降ろしました」
- 「大声で鳴いていて、何事かと思って見に行くと、タンスの上から降りられないとアピール。こっちだよと降りる順番を教えてあげて自力で降りてもらった」
- 「ケージの上に、外側からロッククライミングのようにしてのぼった。しばらくして降りられないことに気付き、ニャーっと助けを呼ぶので、抱っこして下ろしてあげた」
- 「気づいたらクローゼットの上で鳴いていたので降ろした。どーやってのぼったのかは不明。3段ケージによくのぼって降りられなくなるので、最近は降りられるように道を作ってあげた」
- 「ケージからカーテンレール、エアコン、高さ190センチくらいの本棚へと移動し、本棚から降りようとして怖かったのか全力で鳴いて呼ばれた」
猫がのぼってしまう高い場所は、ほかにも!
- 「エアコンの上に乗って降りられなくなった。ずっと鳴いてるので抱いて下ろした」
- 「ドアのてっぺんにのぼって降りられなくなりました」
- 「窓につけるベッドを腰高の窓に取り付けたばかりの頃、入ったはいいが降りるのに躊躇して降りれなくなり、カーテンをちょいちょいしながら『降ろしてー』とニャーニャー鳴いてました」
- 「階段の吹き抜けにのぼってしまい、降りられず鳴いていました。普段、たくさん鳴かないので見に行って、抱き上げ無事に救出しました。その後、転落防止のためのぼれないようにしました」
- 「いつもは降りられる所に、地震などでパニック状態でのぼると、降りられなくなるようです。足場などを指差して、誘導してあげたあと、抱き上げて降ろすと安心するようです」
子猫のときに、高い場所から降りられなくなることも多い?
- 「まだ子猫のとき、タンスの上から降りられなくなって、ニャーニャー鳴いて助けを求められた。『もう仕方ないなぁ』と言いつつ、頼られて嬉しい下僕でした」
- 「小さい頃、段差を使ってタンスの上に飛び乗って降りられなくなり、しばらくウロウロしてから『ぴえぇぇぇ..』と、こちらを見ながら情けない声で鳴いて訴えてきたので、抱き降ろしました。本当に情けない声だったので、思わず笑ってしまいました」
- 「小さい時、タワーの一番上までのぼって、すごいねーって言ってたけど、降りれなくてアァーンと鳴きながらウロウロしてたので、降ろしてあげました」
- 「3段ゲージを使っているんですが、外から上(屋根?)に乗っかって、降りれなくなってたので、抱っこして降ろしました。生後6カ月頃です」
【獣医師解説】猫が降りられなくなることがある家の中の高い場所 対策は?
今回、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「アンケートの回答にもあったように…
- カーテンレールの上
- 開いたドアの上
- 冷蔵庫の上
怪我を防ぐためにも、飼い主さんは対策をしてあげるとよいでしょう。怪我防止の対策としては…
- 床までの動線にステップを用意する
- 家具の配置を変えて、猫がのぼりやすく、降りやすくなるように工夫する
- 床に緩衝材を置く
愛猫がのぼってしまうと危険な場所はないか、怪我防止の対策が必要な場所はないか、家の中を見渡してみましょう。しっかりと安全対策をしてくださいね」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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