猫と暮らす
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「ニャルソック」が日課の猫。窓辺でじっと外を見てる猫、実際に何をしてるの? 気になる心理、注意点を解説
【調査】愛猫は「ニャルソック」をする?
【体験談】ニャルソックをする愛猫の姿を飼い主さんに聞いた
鳥や虫を発見!
- 「窓の外にカマキリが張り付いていた時は、ずっとガン見してました」
- 「鳥、虫に向かってクラッキングしてます」
- 「鳥が近くを飛んでいるのを見つけると、急いで窓辺ギリギリまで行き、どこへ飛んで行ったのか確認するためしばらくキョロキョロする」
- 「飼い主にも見えない小さい虫にクラッキングしたり、猫パンチしてます」
- 「ヤモリが来るのを見張ってます」
- 「2~3時間くらいは平気でニャルソックしてます。鳥が飛んでくると態勢が低くなります」
野良猫を見つけて…
- 「野良猫さんを相手に網戸越しに『にゃ、にゃ』と会話してました。初対面だと思いますが、気の合う相手だったようです」
- 「野良猫ちゃんが外をうろうろしてるので、窓のところから、または他の見られる場所へとバタバタ走ってます」
音に反応して…
- 「外から大きな音がしたり、子どもの声がすると出窓に行きのぞいています」
- 「車が通ったり外から音がすると、窓際に行って唸ったりしてる」
- 「音や鳴き声がすると、タワーの上に跳び乗って確認してます」
- 「ちょっとした物音でキャットタワーにかけ登り、何時間もニャルソックをしています。クラッキングも激しいです」
ルーティン?
- 「毎朝起きると必ずニャルソック」
- 「毎日各部屋を巡回します。あえて入れないようにしていた子供部屋も、一度ニャルソックしてしまったら巡回対象部屋になりました」
- 「朝は各部屋の見回りから一日が始まります」
- 「必ず朝夕2回部屋全体を回り、窓の外をチェックしてます」
- 「ウチの愛猫は、毎朝、起きてごはんを食べたら早朝ニャルソックが日課です」
- 「毎日だいたい決まった時間に定期巡視をしています。外から物音が聞こえた時もすぐに駆け付けて状況確認をする、優秀な自宅警備員です」
ニャルソック中に…
- 「ニャルソックは毎日してますが、途中で飽きるのか爆睡してます。だから、ニャルソックと言うより、ネコム(寝込む)と、我が家では言ってます。ちなみに、私達夫婦は、元アルソックの社員だったんですけどね(笑)」
- 「庭に来るスズメやハトをキラキラのお目目でよく見ています。たまに興味が抑えられずに、ちょっと飛びかかるような仕草をして網戸に跳ね返されています(笑)」
- 「ニャルソックをしていて、近くで野良猫同士がケンカを始めたので、飼い主がいる部屋に逃げてきた」
ほかにも、こんなエピソードが寄せられています!
- 「飼い主が仕事から帰ってくると、ニャルソックで窓から監視されてます」
- 「夕方になると窓辺のイスの上でニャルソックして、大好きな夫が帰ってくるのを待っています」
- 「窓の桟(さん)にお座りして外を見るのが大好き。ご近所の方から『猫の置物みたい』と言われる」
- 「近所の犬の散歩や近所の猫のパトロールなどを見張っています。道路を通るだけならば報告はないのですが、庭に入ってくると、3匹臨戦態勢でウロウロです。そのお陰で、ちょっと離れた家の迷子を保護したり、届けたりと、いろいろです」
- 「昼夜問わず外を観察したり、そのまま窓辺で眠ったりしています。昼間は日があたるので、ひなたぼっこも兼ねているみたいです」
【獣医師解説】ニャルソックをする猫の心理
「猫が窓辺で外の様子を観察・監視するような行動、いわゆる『ニャルソック』をしているときの心理は…
・興味のあるものを探している
・何かを待っている、自分のテリトリーに何か近づいてこないか警戒している
大半の猫は外を見ることが好きですが、ニャルソックしやすい猫の傾向としては、好奇心の強い猫に多いと思われます。
愛猫がニャルソックをしているときに注意したいことは…
・集中して外を見ているときに、急に近づいたり声をかけてビックリさせないようにする
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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