猫と暮らす
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誰をどんな理由で待っているの? 猫の「待ち伏せ」事情
どんな人でも平等に? 猫が待ち伏せする理由
岡本先生:
「飼い主さんが、猫自身の要求や要望を叶えてくれる存在だと認識しているからでしょう」
――もし、ふだんあまりお世話をしない家族が帰ってきた場合も、同じように待ち伏せするのでしょうか。
岡本先生:
「お世話をしていなくても、帰宅した人のニオイを嗅ぎたい、構ってほしいなどの要望があれば待ち伏せすることもあります」
――猫が待ち伏せする理由は、帰宅する相手によって変わるのですね。
どんな要求があるの? 待ち伏せする猫の願い
岡本先生:
「安心や信頼できる存在の人にそばにいてほしい、甘えたい、撫でてほしいという気持ちを抱いていることがあります」
――飼い主さんの期待どおり、自分の存在を待ちわびていることもあるのですね。
待ち伏せの対応はメリハリが大切
岡本先生:
「要求に応えられるタイミングと、そうじゃないタイミングのメリハリをつけることが大切です。例えば、忙しくて手が離せないときは応えないけど、飼い主さんの手が空いているときは応えるというふうにするといいでしょう」
――飼い主さんの都合がいいタイミングを猫に示すことが大切なのですね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『飼主さんの帰りを待つ「出待ち猫」どれくらい前から待ってるの?』
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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