猫と暮らす
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男の子に密着する元保護猫、相思相愛な関係が微笑ましい! 猫に好かれる子どもの特徴は?|獣医師解説
ぽんずちゃんは飼い主さんの息子さんとギュッと密着しながら寝ているのですが…仲睦まじい様子が、見ていて微笑ましいです。
息子さんにスリスリしてもらって、うっとりとした表情を浮かべるぽんずちゃん。ふたりは、お互いのことが大好きなようですね!
微笑ましい光景はほかにも
ぽんずちゃんと息子さんの関係は?
「ふたりは、兄妹、恋人のような関係です。いつも一緒にいて、ずっとくっついて遊んでいます。ゴロンするときも寄り添っています。『かまってかまって!』と、ぽんちゃんがよく息子にスリスリしにいっていますね」
【獣医師解説】猫に好かれる子どもの特徴
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
猫は子どもに対してだけ攻撃的になることも 考えられる理由は?
「猫は、『急に動く』『大きな声を出す』『突然触ってくる』などの行動をする相手が苦手な場合が多いです。子どもは、このような行動を無意識にとってしまうことが多いですよね。そのため、猫にとって苦手な存在になりやすく、子どもに対してだけ攻撃的な行動をとってしまうのだと思われます。
また、猫の目の前を走ったり、手足を細かく動かしたりする行動は、猫の狩猟本能を刺激する場合もあり、『思わず飛びついてしまう』という行動を誘発することも考えられます」
猫と子どもが仲良くなるポイントは?
「紹介したぽんずちゃんと飼い主さんの息子さんは、とても良い関係性を築いていましたね。息子さんがぽんずちゃんと同じ目線で触れ合っていたり、優しく包み込むような抱っこをしてあげたり、一緒に遊んであげたりしている様子から、ぽんずちゃんと息子さんがとても信頼し合っていることがうかがえます。
ぽんずちゃんが遊び盛りの年頃であったことや、相性自体もとても良かったのだろうと思いますね。
猫と子どもが仲良くなるには、猫やお子さんの性格や年齢などにもよりますが、基本的には猫の気持ちに寄り添うことが大切です。お子さんが猫が嫌がることをしてしまわないように、飼い主さんは近くでサポートしてあげるとよいでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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