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猫が「おねだり」しているときに見せる行動 要求に応えすぎることの影響とは|獣医師解説

猫が飼い主さんに「おねだり」をしているとき、どのようなしぐさや行動を見せるのでしょうか? 今回、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

猫が飼い主さんに「おねだり」しているときのしぐさ・行動は?

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんにする要求としては、「ごはんがほしい」「甘えたい」「遊びたい」といったものがあります。こうしたことを猫がおねだりするとき、次のようなしぐさや行動が見られることが多いでしょう。
・我慢できずに飼い主さんを起こしにくる
・鳴き続ける
・飼い主さんのあとをずっとついてくる
飼い主さんは愛猫のこのようなおねだりに応えたくなると思いますが、あまりに応えすぎてしまうと要求鳴きがエスカレートすることがあるので、注意が必要です。

猫のおねだりに対して、飼い主さんができる工夫は?

くつろぐサイベリアン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のおねだりにどの程度応えてあげるべきかというのは、要求の内容によっても差が出るため、目安というのを一概に言うことは難しいです。

もし「ごはん」に関しておねだりをすることが多いのであれば、与え方を工夫してみるとよいでしょう。たとえば、早朝から飼い主さんを起こしにきて朝ごはんの要求鳴きをする場合は、夜ごはんを与える時間を遅くしてみたり、自動給餌器を使用するなどで対応してみてはいかがでしょうか。

「おやつ」が欲しくておねだりする猫もいますが、おやつの食べすぎは肥満の原因にもなります。肥満はさまざまな病気の原因になる可能性があるので、おねだりされる度に与えるのはやめましょう。

おやつを与える場合の1日分の量は、1日のエネルギー必要量の10%以内にとどめてください。そして、猫が苦手なお手入れをさせてくれたときや、アピールをあきらめておとなしくなったときなどに「ごほうび」として与えるなど、工夫をしましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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