猫と暮らす
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おなかが空いている猫が見せる行動 「ごはんの時間以外で催促してきた」ときの適切な対応は|獣医師解説
この記事では、「猫がおなかが空いているときに見せる行動」や「猫のごはんの催促への応じ方」などについて、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
猫がおなかが空いているときに見せる行動は?
・ごはんを待つ
・飼い主さんを呼ぶ
・飼い主さんを見つめる
これまでの経験で、「アピールしたらごはんが出てきた」と学習した
空腹すぎて必死に要求していることも
猫が胃液を吐くのは、空腹のサイン?
ただし、胃液を吐くのはおなかの調子が悪かったり、咳をしているなどさまざまな原因が考えられるので、頻繁に胃液を吐いていたり普段と違う様子がある場合には動物病院に相談してください。その際、愛猫の日々の様子がわからないと状況が把握できないため、日頃から様子をよく見てあげましょう。
ごはんの時間以外の猫のアピールへの対応は?
愛猫にアピールされたらつい応じてあげたくなると思いますが、基本的には食事の時間以外に催促に応じてごはんを与えるのはやめておきましょう。その代わりに愛猫と一緒に遊んであげたり、別のことで気を紛らわせてあげてください。
どうしてもという場合は、愛猫に与えている1日のフード量を小分けにしてあげたり、知育おもちゃなどを使って与えるなど工夫してみるのもよいでしょう。
「最近よく食べるな」「ごはんの催促が増えたな」は要注意!?
年齢や運動量、避妊・去勢手術後など、ホルモンの影響や生理的に食欲が増進する場合もありますが、糖尿病や甲状腺機能亢進症などの病気で食欲が増進しているという可能性もあります。
ごはんを食べる量、欲しがる量が以前と比べて明らかに増えたという場合には、かかりつけの動物病院で相談するようにしましょう。以前と比べてどうかというのがわかるように、飼い主さんは日頃から愛猫の様子をよく見てあげてください。
※写真は「ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/柴田おまめ
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